ホンダの航空機事業が2015年の春ごろに飛び立つ。小型ビジネスジェット機『ホンダジェット』の顧客への納入が始まるもので、1986年に研究に着手して以来30年目のテイクオフとなる。
ホンダとゼネラル・エレクトリック(GE)の合弁会社GEホンダ・エアロエンジンズは、航空機用ターボファンエンジン「HF120」のサービス体制を構築するとともに、販売開始に向けた準備の進捗状況を発表した。
ホンダ・エアクラフト・カンパニー(HACI)は、米国フロリダ州オーランド市で開催されているビジネス航空ショー「NBAA2014」で、小型ビジネスジェット機「ホンダジェット(HondaJet)」による顧客向けデモツアーの開始と最新の活動状況について発表した。
ホンダは10月16日に航空機エンジンに関するメディア向け説明会を東京都港区の本社で開いた。このなかで本田技術研究所の山本芳春社長は、ジェットエンジン技術はターボチャージャー(過給機)など自動車の技術にも応用できるとの見解を示した。
ホンダは10月16日に東京本社で小型ジェットエンジンの事業説明会を開き、将来はこのカテゴリーで世界の3分の1の占有率をめざす計画などを明らかにした。