東京都都市整備局は8月29日、「都心と臨海副都心とを結ぶ公共交通に関する基本方針」を取りまとめたと発表した。工事中の都道環状2号線(環二通り)を中心にバス高速輸送システム(BRT)などの中規模交通機関を整備し、2019年度内の運行開始を目指す。
神戸市はこのほど、「新たな交通手段」として軽量軌道交通(LRT)やバス高速輸送システム(BRT)の導入可能性を検討するため、運行ルートの素案などのコンセプト提案を募集すると発表した。鉄道やバスなどの旅客運送を行う民間事業者を対象に、9月16日から募集を始める。
JR東日本の盛岡支社と東北工事事務所は8月12日、大船渡線BRTの気仙沼駅から鹿折唐桑駅付近までの約2.3km(宮城県気仙沼市)にバス専用道を整備すると発表した。
幻の鉄道として知られる奈良県の「五新鉄道」用地を活用したバス専用道が、9月30日限りで閉鎖されることになった。専用道経由の路線バスを運行している奈良交通は、昔ながらのボンネットバスで専用道を走破するツアーを企画。8月下旬に実施する。