JR東海は8月28日、山梨リニア実験線の試乗会「超電導リニア体験乗車」を実施すると発表した。本年度の第1回分は11月と12月に行う。
JR東海は、東海道新幹線の開業50周年となる10月1日に、同新幹線全17駅の入場券をセットにした「東海道新幹線開業50周年記念入場券」を発売する。同社が8月28日発表した。
JR東海は8月28日、東海道新幹線が今年10月で開業から50周年を迎えるのを記念し、10月1日に東京・静岡・名古屋・新大阪各駅で「出発式」を行うと発表した。同12日には「記念列車」も運行する。
JR東海は秋(10月1日~11月30日)の期間中、東海道新幹線で定期列車と臨時列車を合わせ計2万1820本を運転。前年同期より3%増え、秋季としては過去最多の運転本数となる。在来線では臨時の特急・急行を計246本運転する。
JR東海は8月26日、超電導磁気浮上式鉄道(超電導リニアモーターカー)による中央新幹線品川~名古屋間の工事実施計画認可を国土交通大臣に申請した。全国新幹線鉄道整備法(全幹法)に基づく手続き。2027年の開業を予定している。
JR東海の博物館「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)は9月3日から10月27日まで、東海道新幹線の開業50周年を記念したイベント「ありがとう!新幹線50年」を開催する。
JR旅客6社は8月22日、秋季(10月1日~11月30日)の臨時列車の概要を発表した。JR東海は東海道新幹線で秋季過去最多の本数を運転。JR東日本はSL列車『SLばんえつ物語』の客車を使った列車を各地で運転するなど、各社で多数の臨時列車が走る。
名松線の活性化を目指す市民団体「名松線を元気にする会」は9月21日、同線終点の伊勢奥津駅(津市)に隣接する津市八幡地域住民センターなどで、「鉄道まつりin美杉2014」を開催する。
JR旅客6社は、旧国鉄時代の1981年から設定している「フルムーン夫婦グリーンパス」を今期も発売する。2人の年齢の合計が88歳以上の夫婦を対象にしたJR全線のフリー切符で、グリーン車も利用できる。
JR旅客6社は8月18日、お盆期間(8月8~17日)の利用状況を発表した。JR北海道・東日本・九州は前年を上回ったものの、西日本を中心に被害をもたらした台風に伴う豪雨での運休や、旅行を控える動きなどが響き、東海・西日本・四国の3社は前年を下回った。
国土交通省が8月18日7時現在の情報としてまとめたところによると、8月16日から続く大雨の影響で運転を休止した鉄道路線は4社5路線だった。16時30分時点では高山本線や福知山線などで一部区間の運転見合わせが続いている。
国土交通省の調査(8月17日10時時点)によると、福知山線は丹波竹田~福知山間の線路が水につかり、道床の流出が発生している。市島駅と丹波竹田駅も冠水した。この影響で同線は篠山口~福知山間の運転を見合わせている。
8月16日から続く大雨の影響により、現在も西日本を中心とした一部の鉄道路線で運転の見合わせが発生している。
国土交通省によると、台風12・11号の大雨などによる影響で運転の見合わせが続く鉄道路線は、8月12日8時の時点で4社4線となった。JR北海道の運転見合わせ区間は同日早朝までに全て解消。神戸電鉄三田線も8時30分頃から全区間の運転を再開した。
台風11号は四国・近畿地方を縦断して日本海に抜け、北海道の西側で温帯低気圧に変わった。これに伴い西日本の鉄道各線が順次運転を再開する一方、北海道の一部の路線で運転の見合わせが発生している。