走り出してわずか1kmほど走っただけでポテンシャルの高さが分かる。これが「W205」を名乗る第5世代(190シリーズから数えて)のメルセデスベンツ『Cクラス』だ。
軽量化のために、アルミ化が進むクルマ業界。新型『Cクラス』もボディのアルミ率を高め、先代比-70kgのスリム化である。この効果を最初に感じるのはドアを閉めたときだ。
新型『デミオ』のプロトタイプ車に試乗した。ボディがちょっと大きくなって、やや重くなる方向に向かったのは残念な部分だが、話題の小排気量ディーゼルもガソリンの1.3リットル車もとても良く走った。
まいったなあ。走りはじめたとたん、ぐにゃりとする乗り心地に、全身が一瞬、拒絶反応を見せる。クルマたるもの、ボディ剛性が大事だというのに、なんなのだ、このガタガタでよれよれな感じは。
ビッグマイナーチェンジを受けた『セレナ』。大きなトピックは、衝突回避を支援する「エマージェンシーブレーキ」と「LDW(車線逸脱警報)」が「20S」を除く全グレードに標準装備されたことと…
4気筒の『スカイライン』というと“FJ20”(1981年R30型RSに搭載)を思い出す。今でも身体が覚えているが、最初のNAから、まさにレーシングカーさながらの猛々しさ、ビュアさが印象的なエンジンだった。
軽自動車は全長と全幅が規格いっぱいのため、全高の余裕を生かしたクルマ作りが各社で展開されている。三菱の『eKスペース』もそのひとつで、最後に出てきたスーパーハイト系ワゴンである。日産との合弁会社NMKVとして2番目の車種だ。
『レヴォーグ』の1.6リットルモデルには、標準の17インチタイヤを装着するGTと、18インチタイヤ&ビルシュタインダンパーをおごるGT-Sがある。
従来型『デミオ』も、ハンドリング、乗り味などコンパクトカーとしては傑出していた。なので新型は、果たして進化の“余地”があるのだろうか?という思いで試乗に臨んだ。
『レヴォーグ』のラインアップのなかでもっともベーシックなモデルが1.6GT。
『メルセデス』の パワートレーンを搭載した『スカイライン 200GT-t』を一般公道で走らせた。改めてその実力を評価しよう。
クラスの概念を打ち破ることをテーマとして開発された4代目の『デミオ』。「小さいクルマ=それなり」の作りで終わらせるのではなく、内外装の質感を高めたり、上級セグメントのクルマに乗っているかのような走りの質を狙った作り込みが行われた。
驚いた。日本のBセグメント車で、ここまでハイレベルなクルマが出てくるとは…。
試乗したのは「250 4マチック」。2.0リットルターボエンジンは211ps、350Nm。これは『Aクラス 250』と同じ数値だ。
ダイハツの『コペン』が復活した。第二世代のコペンは現代の軽自動車らしい確かな品質を備えつつも、走ることの楽しさを教えてくれる1台だった。