日本精工は、軸受の取引でシンガポール競争法に違反していたとして制裁金約1億円の支払いを命じられたと発表した。
日本精工は、5月21日~5月23日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2014」に、未来のクルマ社会を目指し「環境・安全の向上に貢献するNSKの自動車技術」をテーマに、最先端の技術や製品を幅広く展示する。
日本精工が発表した2014年3月期連結決算は、経常利益が前年同期比120.3%増の668億円と過去最高となった。
日本精工は、子会社であるNSKオーストラリアが、豪州での軸受の取引の一部に関して、同国競争法に違反したとして、連邦裁判所から300万オーストラリアドル(約2億9000万円)の制裁金の支払いを命じられたと発表した。