ホンダがグローバルコンパクトとして世界展開する『ヴェゼル』は、『フィット』、『シティ』、『ヴェゼル』と3機種同時に開発された。ヴェゼルで目指したのは、かつて『プレリュード』や『インスパイア』などで目指した“スペシャリティカー”の価値観という。
ホンダが昨年12月に発売した小型のクロスオーバーSUV『ヴェゼル』のハイブリッドモデルに短時間ながら試乗する機会を得たのでリポートする。
知識は武器なり、をモットーとするザ・マイカーが新車購入における基本の“き”を伝える。
モーターファン別冊ニューモデル速報
ベストカー2月26日号
1年前、デトロイトショーの会場で『Urban SUV Concept』というコンセプトカー名で発表されたときからコンパクトなボディサイズとセンタータンクレイアウトを採用するということで、このモデルのコンパクトSUVとしてのユーティリティには安心感のある期待があった。
同じ黒っぽいグリルか?と思いきや、ハイブリッドは濃色のメタル調、こちらのガソリン車こそブラックでメッキのモールが入る。顔としてまとまりのあるデザインと感じるのはレポーターだけだろうか?
艶、大人の色気、若さ、楽しさ等々、実にポエムなコンセプトを掲げて登場した『ヴェゼル』。ホンダのSUVには『CR-V』があるものの、よりクラスレスなムードが印象的だ。
『CR-V』だけとなっていたホンダのSUVラインアップに新たに追加されたモデルが『ヴェゼル』だ。
ホンダが発売したコンパクトSUV『ヴェゼル』は、『フィット』や『シティ』などグローバルコンパクトシリーズとして全世界に投入される戦略モデルだ。
無限は、東京オートサロン2014に『無限 ヴェゼル コンセプト』を出展。ホンダの新型SUV『ヴェゼル』をベースに、オーバーフェンダーや20インチホイールなどを装着したコンセプトモデル。
「ハイヒールとスニーカーが一つになった靴。走れるハイヒールをイメージして『ヴェゼル』のデザインをしました」
ホンダが発売したコンパクトSUV『ヴェゼル』、発売後約1カ月となる1月12日時点の受注状況が、月間販売台数4000台の6倍超えとなる、2万4900台になることが明らかとなった。内訳は、ハイブリッドが全体の86.3%に対して、ガソリンは13.7%と、ハイブリッド人気が数字に現れた。
ホンダが12月20日に発売した新型車『ヴェゼル』のハイブリッドモデルには燃費に良い運転をアクセルペダルへの反力で知らせるリアクティブフォースペダル(RFP)と名付けた技術を標準装備している。
ホンダが12月20日に発売した新型車『ヴェゼル』は、ホンダとして初めてハイブリッドにAWDシステムを搭載したモデルになる。もともとは『フィット ハイブリッド』のAWD仕様が先行する予定だったが、発売が1月13日にずれ込んだためだ。