『ゴルフ』7と新型『フィット』が、個人的な最終選考2大車種となった。ともに優れたクルマで、商品性の点でも手堅くまとめられている。
ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は、「2014ラグジュアリーカーオブザイヤー」の第一次選考10台を発表した。
ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は、「2014ワールドグリーンカーオブザイヤー」の第一次選考14台を発表した。日本車は4車種が選ばれている。
ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は、「2014ワールドパフォーマンスカーオブザイヤー」の第一次選考26台を発表した。
毎年ながらカーオブザイヤーの選考は苦労する。今年も心に残るクルマのNo1争いをしたのは『ゴルフ』と『フィット』だ。
多くの国産車に欠けているのは、ボディ剛性だと思う。
今回のCOTYでは10点を入れるクルマをホンダ『フィット』にするか、フォルクワーゲン『ゴルフ』にするかで迷った。
悩みの種はやはり、『ゴルフ』と『フィット』のどちらに10点をつけるかでした。どちらも力のあるモデルで、ゴルフは欧州代表、フィットは日本代表という印象です。
今年は10ベストにスモールカーから高級大型車、あるいはハイブリッド車まで多彩なクルマが選ばれた。ユーザーにとっては良いクルマの選択の幅が広がって嬉しい限りだろう。
日本カー・オブ・ザ・イヤーという権威ある賞の選考委員を初めて務めさせていただいた今年。正直にその感想を言えば月並みな感想すぎて赤面してしまいそうなのだが敢えて言おう、まさに『一票の重みを痛感した』ということだった。
『ゴルフ』は素晴らしいクルマだと思う。でも10点をゴルフに投じなかったのは『Sクラス』に乗って考え方を変えたからだ。
毎年頭を悩ませるCOTYですが、今年もものすごく悩みました。悩んだ末に満点を投じさせていただいたのはVW『ゴルフ』です。
メルセデス『Sクラス』に乗ったときの衝撃が体から離れなかった。
近年、日本のコンパクトカーは内外観のデザイン品質だけではなく走りの質感においても欧州車に遅れをとっていた。
とにかく“乗用車”として、ドイツ勢、奇しくもコンパクトカー(VW『ゴルフ』)とラグジュアリィビッグサルーン(メルセデスベンツ『Sクラス』)という両極の二台の完成度が抜きん出て高かった。