スポーツ面や社会面は当然だが、日経を含め、きょうの各紙が1面で大きく取り上げている。戦前、戦後を通じて巨人軍の選手として活躍、監督として「V9」の偉業を達成した川上哲治さんが老衰のため亡くなった。93歳だった。
自動車メーカーではトップバッターとして2013年4~9月期の連結決算を発表した三菱自動車。純利益が前年同期比55%増の467億円で、2014年3月期通期では84%増の700億円と最高益を見込む。
国内乗用車メーカー8社がそろって2013年度上半期(4~9月)の生産・販売・輸出実績を発表した。それによると、国内生産台数は前年同期比3.7%減の448万4704台にととまった。
三菱自動車工業が再建のために発行していた「優先株」を全額処理することで、三菱重工業、三菱商事など主要株主と最終合意し、来年1月にも2000億円規模の公募増資に踏み切る方針を固めたという。
1面のトップに掲載される記事は、その日のイチ押しのニュースだが、きょうの各紙をみると、すべて異なった記事を取り上げている。その中でも、朝日の「クール便常温で仕分け」という記事には、いささか驚いた。
3月期決算企業の2013年9月中間(4~9月期)連結決算の発表が間もなく本格化するが、円安と株高の恩恵などを反映して各社の業績が拡大し、年間の業績予想を引き上げる企業が相次ぐという。
2014年4月の消費税率引き上げに伴い、マイカー族はガソリン代などの維持費の負担増も気がかりである。
日本銀行の発表によると、全国各地の景気の動きを調べた景況判断は全9地域で引き上げられ、このうち北陸を除く8地域で「回復」と明記されたという。8地域以上の「回復」は、2005年4月の調査開始以来初めてだそうだ。
「賃上げ」の話題が尽きない。甘利明・経済再生担当相が週末のテレビ番組で「企業収益が上がっているのに賃金や下請け代金を上げないのは恥ずかしい企業だ」と発言。業績好調な企業に対し、賃上げに努めるようクギを刺したという。
きょうの紙面を見ると、自動車に関連する主なニュースが3本あるが、各紙の紙面でそれぞれの扱いがマチマチなのが興味深い。
米上院与野党が、やっと米国債のデフォルト(債務不履行)回避と政府機関再開に向けて合意に達したという。
「関東に接近する台風では10年に一度の勢力」と言われる大型で強い台風26号。伊豆大島では統計を取り始めてから最も多い記録的な大雨となり、一時は関東の沿岸にも接近したが、直撃は避けられた模様だ。
経団連の米倉弘昌会長が、来年の春闘で経営側の指針となる「経営労働政策委員会」の報告書(経労委報告)に、加盟企業に賃上げを呼びかける方針を盛り込む考えを表明したという。
東京・丸の内のパレスホテル東京で開かれたマツダの新型「アクセラ」発表会の正面ステージには、イメージカラーの鮮やかな真紅(ソウルレッドプミアムメタリック)のスポーツとセダンタイプの2台が飾られていた
経済協力開発機構(OECD)が実施した成人力調査によると、日本は3分野のうち、「読解力」「数的思考力」の2分野で平均点が1位となったという。