フィットハイブリッドで燃費トップの座を奪い、ミドルクラスでもアコードハイブリッドで30km/リットルという低燃費を実現するなどホンダの攻勢が加速している。ハイブリッドナンバーワンのトヨタが燃費トップランナーの座を奪還するシナリオは!?
ホンダが9月に発売する『フィットハイブリッド』。発売に先駆けて、プロトタイプに試乗させていただきました。
2009年のエコカー補助金/減税を契機として、ハイブリッドカー(HV)が大きく売り上げを伸ばしたのは周知の通り。
ホンダが9月にフルモデルチェンジを予定しているコンパクトカー『フィット』。3代目となる次期型のパワートレインでは新ハイブリッドシステムが注目されているが、グローバル最量販ユニットとなるのは、ベーシックな1.3リットル直4であろう。
良かったですよ! 新型『フィット』プロトタイプ。
『フィット』の3代目は、ホンダ開発陣の熱の入りようが伝わってくるクルマだ。その主な原動力は、これまで燃費性能で後塵を拝してきたトヨタのハイブリッドを追い越そうという思い、なかでも特に同セグメントのアクアに対するライバル意識だといっていいだろう。
新型『フィット ハイブリッド』はフィットのイメージを踏襲するものの、スタイリングは更に進化し、”かっこいい”と思わず口に出る魅力的なデザインにまとめられていた。
この新型『フィット』は、ホンダが以前のようなアグレッシブな企業に戻る前兆である。どこから戻ったって?まあ、ここ最近はちょっと保守的な普通の会社になっちゃっていたから。
アベノミクスを掲げた第2次安倍政権が発足後、初めての大型国政選挙となった第23回参議院選挙の投票が行われ、即日開票された。
『プリウス』と同様の電気式シフトをDレンジに入れると、『フィットハイブリッド』は音もなくEV走行を始める。さらにアクセルを踏み込めばアトキンソンサイクルの1.5リットルエンジンが目覚めるが、振動は皆無に近い。
新型『フィット』のなかで唯一1.5リットルの直噴エンジンを搭載するモデルがRS。
ハイブリッドシステムはボク以外の方がたくさん書くだろう、だからそちらを参考にしてほしい。新しい『フィット』でボクが注目しているのは新しいリヤサスペンション。フィットのリヤサスはトーションビーム式だ。
ホンダが9月に発売を予定している次期3代目『フィット』。シリーズ中唯一の純MTモデル、1.5RSを鷹栖プルービングセンターのワインディングコースでテストドライブしてみた。その爽快なエンジンフィールを中心にリポート。
まだ、価格が発表されていないが、間違いなくもっともリーズナブルな設定となるのが1.3リットルエンジン搭載車だ。
ホンダは9月に発売予定の次期型『フィットハイブリッド』のカタログ燃費が、36.4km/リットルと国内最高燃費になると発表したが、気になるのはやはり実燃費。燃費管理サービス『e燃費』に投稿されたデータから、次期型フィットの実燃費を予想する。