ケンウッド『彩速ナビ』の2013年モデルには、他社のナビには無い彩速ナビだけの特徴的な機能がある。それは「外枠自体を静電スイッチにしている」ということだ。左右の上下と、画面上部に静電スイッチがあり、メニューを引っ張り出せるようになっている。
ケンウッド「彩速ナビ」は、フルナビの中でも抜群のレスポンスの良さが自慢のモデルだったが、2013年モデルはそれをさらにブラッシュアップしてきた。これまでWindows Automotiveベースだったプラットホームも一新。Androidベースとなった。
ケンウッド『彩速ナビ』の2013年モデルのうち、上級モデルにあたる「Z700」と「R700」の本体にはHDMI端子を備えている。最近のAndroidスマートフォンに搭載されるようになったMHLで接続することにより、動画コンテンツを高画質のまま転送し、楽しむことができる。
ケンウッド『彩速ナビ』の2013年モデルには、従来のナビにあった「メニュー」キーが無い。その代わりに用意されたのは「ホーム」キーだ。これを押すことで現在地や再生中の楽曲タイトル、ウィジェットを一覧できるホーム画面が表示されるようになっている。
ケンウッド『彩速ナビ』の2013年モデルには、新たに開発された「ジェットレスポンスエンジンIII」を搭載している。デュアルコアCPUを心臓部に採用しており、地図やメニューのスクロール速度は従来の彩速ナビよりも格段に速くなった。
ケンウッドは同社が「彩速ナビ」と位置付けるフルナビを一新。2月から販売を開始する3モデルをオートサロン会場で発表した。西2ホールのケンウッドブースで実際に触って試すこともできるようになっている。
JVCケンウッドは、1月8日より11日(現地時間)まで、米ラスベガスで開催される、世界最大級のエレクトロニクス・ショー「2013 International CES」に「JVC」と「KENWOOD」の2つのブランドで出展し、次世代の映像やカーエンターテインメント分野の新商品・新技術を展示する。