年度末の駆け込み需要からの反動もおさまり、リスタートとなった2015年のカーナビ商戦。各社の夏モデルは、車種専用/大画面モデルの登場に加えて、スマートフォンのマルチタッチやクラウド音声認識を取り入れた先進UIがトレンドとなった。一方スマートフォンの急速な普及と性能向上に伴い、ナビアプリも特に描画回りで大幅な進化を遂げている。ドラレコ付PNDやヘッドアップディスプレイ(HUD)対応ナビアプリなど、ナビの形態も多様化。これら最新カーナビの主要機能やインプレッションなどワンストップでお届けする。
GARMINのPND「nuvi(ヌヴィ)」シリーズの最新モデル『nuvi2582R』は、ドライブレコーダーを組み合わせるという力技に打って出た意欲作だ。
ソフトウエアはこれまでのnuviシリーズと大きな違いはなく、操作方法はまったく同じだ。ただし、地図の見え方がまったく違う。事前にスペックとして分かっていたことだが、実際に見てみるとちょっと驚くほどだった。
世界的にはPNDの代名詞であり、日本でも存在感を増しているGARMINのPND「nuviシリーズ」。かつてはコンパクトでシンプルであることが身上だったが、並み居るライバルやスマートフォンの普及に対抗するため、見た目も中身も大きく成長した。
GARMINは、ドライビングレコーダーを標準装備する新型PND『nuvi2582R』を発売した。120万画素の高解像度カメラを採用し、HD 1280×720/30fpsの解像度で記録可能なドライブレコーダー付きPNDとなる。