三菱ふそうトラック・バスは、大型観光バス新型『エアロクィーン』と新型『エアロエース』を、安全性能を強化し、7月2日より発売を開始する。
12.8km/リットルという低燃費を誇る三菱ふそう『キャンター エコハイブリッド』に搭載されるDCT「DUONIC」+ハイブリッドシステムは、確かに優れたパワートレーンだ。しかし、純粋に小型トラックとして評価をしていくと課題もある。
HVの燃費数値を上げるには、回生量をいかに増やすかが鍵になる。新型「キャンター エコ ハイブリッド」では、ふそう/ダイムラーが「DUONIC」とよぶDCTに工夫がなされた。商用車が多用するアウタークラッチ(偶数段)側にモーター兼ジェネレーターを組み合わせたのだ。
トヨタ『プリウス』に代表されるハイブリッドカーの燃費数値が良くなる仕組みはこうだ。
2010年11月、8代目となった「キャンター」が発売された。