スペインGPでF1初勝利を飾ったパストール・マルドナド(ウィリアムズ)は、モナコGPの優勝候補に挙げられるまでになった。彼自身は、2012年シーズンが大接戦となっている状況を踏まえ、連続優勝の可能性は難しいとしながらも、所属するウィリアムズの堅調さを強調した。
スペインGPでパストール・マルドナドが優勝した直後に発生したガレージ火災。それによってレース機材、電子機器などのほとんどを消失したウィリアムズの次戦モナコGP参戦に向けた準備が順調に進んでいる様子だ。
「ウィリアムズの優勝は本当の勝利ではない」。少々、辛らつにも聞こえるコメントを発した主はレッドブルのマーク・ウェーバーだ。
実際、もの凄いシーズンになっている。開幕から5戦を経て5人目のウィナーが誕生したわけだが、こんなに接戦となったシーズンは近年では記憶にない。パストール・マルドナド(ウィリアムズ)の初優勝は、歓喜と驚きに満ちていた。
スタート直後にポールポジションスタートのマルドナド(ウィリアムズ)からリードを奪い、最初のスティントで約3秒のリードを確立したのは2番手スタートのアロンソ(フェラーリ)。カタルーニャ・サーキットの地元スペイン人ファンが大熱狂する。
パストール・マルドナドがスペインGPに優勝した直後のウィリアムズのガレージで火災が発生し、ピットレーンが一時煙に包まれた。
F1スペインGPは13日(現地時間)、決勝レースが開催された。その結果は以下の通り。