日産自動車が新しい車両設計手法「CMF」(コモン・モジュール・ファミリー)を導入した。共用化が可能な車両の部位を4つに分け、これらに電子部品の統合体を加えた合計5つのモジュールを車種に応じて組み合わせることで、部品の共用化を大幅に高める。
マツダが環境対応を軸とした新技術群「SKYACTIV」を全面的に採用したSUV『CX-5』を発売した。注目されるのは、同社が2006年から取り組んできた「モノ造り革新」の成果が問われるモデルになるということだ。
2011年の国内自動車生産は、前年を13%下回る840万台となった。リーマン・ショック後の減産から立ち直る途上にあったのに、再び落ち込んだ。ただし、超円高に耐えられなくて海外にシフトしたわけではなく、相次いだ自然災害が主因だ。
先週は奇しくもスポーツカーウィークとなった。トヨタ自動車が『86』を、富士重工業(スバル)は『BRZ』をそれぞれ発表し、ホンダは『NSXコンセプト』を国内で初公開した。
2011年に世界で500万台以上を販売した6企業グループのランキングをまとめた。米GM(ゼネラルモーターズ)が4年ぶりにトップに返り咲くとともに、独VW(フォルクスワーゲン)も前年の3位から2位に浮上した。