「財界総理」と呼ばれる経団連会長も務めたキヤノンの御手洗冨士夫会長兼最高経営責任者(CEO)が、3月29日付で再び社長を兼務するという。御手洗氏は76歳の後期高齢者だが、6年ぶりの社長復帰。
スイスで開かれていた「ダボス会議」(世界経済フォーラムの年次総会)が閉幕した。欧州危機が深刻化するする中、世界各国の首脳や経済界のリーダーなど約2600人が参加したという。
電機大手のNECが従業員1万人の削減を含めた構造改革計画を発表した。09年度にも2万人の削減を行っているが、厳しい経営環境を踏まえ一段のリストラに踏み切るという。
オバマ米大統領が2012年の施政方針を示す一般教書演説を米議会で行った。この中で、就任当時、崩壊の瀬戸際だった自動車産業だったが、GMは世界首位に返り咲くなど、「約16万人の雇用を生み出した」と説明。
国際通貨基金(IMF)が世界経済見通しをプラス4.0%からプラス3.3%に引き下げた。一方で、日本経済が足踏み状態を脱する時期について、日銀総裁は「2012年度前半に若干後ずれした」との見通しを示した。
経団連が発表した2012年春闘の経営側の指針では、定期昇給について「東日本大震災や円高などの影響で負担が重い企業は延期・凍結も行わざるを得ない」などと方針を転換したという。
ホンダの二足歩行の人型ロボット『ASIMO』(アシモ)の開発を手がけた本田技術研究所の広瀬真人・主席研究員(55歳)が、栃木県の宇都宮市で酒を飲んで乗用車を運転し、衝突事故を起こしたとして、栃木県警宇都宮東署は酒気帯び運転の疑いで緊急逮捕したという。
米ゼネラル・モーターズ(GM)の発表によると、2011年の世界販売が前年比8%増の903万台となり、4年ぶりに世界首位に返り咲いたという。米国や中国で大きく販売を伸ばした。
2012年の軽自動車含む国内新車需要は前年比19.1%増の501万6000台となる予測値が公表された。日本自動車工業会(自工会)が発表したもので、500万台超えは4年ぶり。
トヨタ自動車が、大洪水に見舞われたタイに新しい工場を建設する。投資額は169億円で、タイ東部のバンコク郊外にある「ゲートウェイ工場」の敷地内にを建設し、2013年半ばの稼働を目指す。
ディーラーへの報奨金に使用すると嘘をつき、大手旅行会社JTBの子会社から大量の商品券をだまし取ったとして、独BMWの日本法人の元女社員が詐欺容疑で逮捕された。その総額は約25億円に上る。
TPP交渉の参加に向けて、米自動車大手3社(ビッグスリー)で組織する米自動車政策会議(AAPC)は参入障壁となっている軽自動車規格については、「廃止すべきだ」と主張したという。
中国自動車工業協会が2011年の新車販売台数を発表したが、前年より2.5%増の1850万5100台だったという。米国を570万台上回り、中国市場は3年連続世界一となった。
日産自動車と仏ルノー・グループの2011年の世界自動車販売台数が、ルノーが出資するロシア大手のアフトバスを加えると、803万台となり、トヨタ自動車を抜き、世界第3位になる模様だという。
独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)によると、2011年通年の世界新車販売台数(乗用車)は前年比14%増の816万台と初めて800万台を突破。トヨタを抜いて世界2位に浮上した模様。