少し前に出た『C4』はつかみどころがなく、どんなクルマかと尋ねられると返答に困るクルマだった。そんなわけで、『DS4』はどうなるのだろうと気になっていたのだが、こちらはなかなか見どころの多いクルマだった。
まるで「好きな役者のそっくりさんで我慢するか」というような気分で、FFの1.5リットルを試乗するも、すぐにそれは思い上がりであることに気づく。
『リーフ』のユニットを用いてEV楽しさを表現できるものを、ということで、日産から相談を受けたニスモがつくりあげたのが「リーフNISMO RC」だ。
あまりのでかさに思わず後ずさる気の小さい私である。でも、この大きさを眼前にして、びびらない人は少ないと思う。だって左ハンドルだし。
三菱『i-MiEV』がマイナーチェンジを受け、従来のモデルを「G」としてブレーキング時のエネルギー回生を図るなどした結果、一充電あたりの航続距離を伸ばしてきた。
マツダ『デミオ』がマイナーチェンジで「SKYACTIV」を搭載してきた。といっても完全なSKYACTIVではなく、デミオでは主にエンジンの圧縮比を高めることで効率(燃費)を良くした仕様が設定され、SKYACTIVのATではなくCVTが組み合わされている。
GMジャパンが新しく導入した『キャプティバ』は韓国製。なので韓国車かと言うと、必ずしもそうではない。
新しいものが好きな人にとってはたまらない最先端技術の数々を身に着けているところが、まず新型『A6』のポイント。
フルモデルチェンジを受けたアウディ『A6』について、少しリファインされたシングルフレームグリルを継承したアウディ顔のデザインは、LEDヘッドライトの採用(オプション)などはあるものの、ややインパクトに乏しいように思えた。
クーペとSUVのクロスオーバー…。なんてもうめずらしくもないが、『C4』をベースにショーティ&ワイドなプロポーションを与えられた、SUV風味の超個性派モード系プレミアムモデルがシトロエン「DS」シリーズ第2弾となる『DS4』。
現行『A4』と同様に、フロントデフを前進させたパワートレイン・レイアウト。これによりフロント・オーバーハングを短縮すると共に、前輪に対してAピラーの根元を後ろ寄りに引いているから、そのプロポーションは「ほとんどFR車」だ。
基本骨格はセダン譲りで車体はFFベース。正直、期待値は高くなかったが、それだけに驚きは大きかった。
本格クロカン走行もOKのアメリカンSUVであり、20年の歴史を誇る『エクスプローラー』。その新型が、モノコック・ボディに3.5リットルV6ユニットを搭載する…と聞いて、首をかしげる人も多いだろう。
ルノー『カングー』は世界的に見ればその半数が商用車として活躍しているマルチパーパスカーだ。そして同時に、8月末に幕張メッセで行われた「インターペット-人とペットの豊かな暮らしフェア」に車両を出展した、世界屈指のペットフレンドリーカーでもある。