『A5』のスポーツモデルとなる『RS5』には、V型8気筒4.2リットルの自然吸気DOHCエンジンが搭載されている。
260km/hまで刻まれた新しいスピードメーター(リミッターは180km/hで作動するとのこと)ほか、L字型LEDランプ、18インチタイヤなど、ルックスにも磨きをかけた新バージョンの『IS250 Fスポーツ』。
電気自動車やディーゼル、1モーター/2クラッチハイブリッドと“エコ全方位外交”のメーカーが、こんなクルマを作ってくれるとは! 最初はただただ唖然としたものだが、運転しているうちにだんだん笑いが止まらなくなってしまった。
昔風に言えば“コークボトルライン”と呼べる前後フェンダー部も、『RS5』は『A5』よりさらに専用に拡幅されている。
『CT200h』はトヨタが来年早々にもレクサスブランドで新しく投入するハイブリッド車だ。ありていにいえば、『プリウス』のレクサス版がこのCT200hといえなくもないが、プロトタイプ車に試乗したら、プリウスとはかなり違ったクルマに仕上げられていた。
「いったい、どこにバッテリーを積んだの?」と首を傾げてしまうくらい、標準モデルと遜色ない室内空間、ラゲッジの使い勝手を実現している『フィット・ハイブリッド(HV)』。
ホンダが低コストのハイブリッドシステムというIMA方式のメリットを生かし、『フィット』にハイブリッド車を設定した。それもスタート価格が159万円からという値ごろ感のある最安価格での発売だ。
今やホンダの一枚看板(?)となった感のある『フィット』に、ようやくハイブリッド仕様が登場した。例によって、既存のユニットを使い回しするという、ホンダ的な手法で生まれたモデルだ。
話は古いが、初代『ハリアー』の乗り心地のなめらかさは、未だに忘れられない。昔の国鉄に連結器の上に立てた1本のタバコを倒さず車両同士を連結させられるスゴ技の機関士がいたとかいないとかいうが……。
外観からして、通常の『MiTo』と少し違うムードを漂わす。チタニウムグレー色に専用塗装された18インチホイールや赤い前後ブレーキキャリパー、リングと内側がチタン色の専用ヘッドランプ等が、外観全体をシャープに引き締めているからだ。
BMWがツーリング(Touring)と名付けたハッチバック・モデルの歴史は旧く、BMW最初のメガヒットとなった02シリーズに登場した1975年にまで遡る。
『5シリーズ』にツーリングが追加されるのに合わせて、直列6気筒2.5リットルエンジンを搭載した「523i」が設定された。
日本ではディーゼル車に対するイメージが低いままでなかなかイメージアップが図れない状態だが、これはデキの良いディーゼル車がきちんと販売されていないことも理由だ。
自動安全系に技術は賛否両論。頼ったらどうするんだ、という議論は尽きないけれど、でも昨今の状況、おぼれている人に泳ぎ方を教えましょうよというのは、あなた、それちょっとどうよ、と思うのである。
『ジューク 16GT FOUR』は、高性能な1.6リットルターボ+4WDと、スタイルのみならず性能にも磨きをかけたモデルだ。走らせて素直に実感できるのは「走りが気持ちいい」という点。