2010年秋冬に登場した、各社のカーナビゲーションを徹底取材。PNDからフルナビまで、通信機能搭載の“フィーチャーナビ”まで、その使い勝手と性能をテストします。カーナビ選びの参考にぜひどうぞ。
2010年の後半は低価格AVNと通信PNDが話題をさらった。とくに通信PNDはこれまでカロッツェリア『エアーナビ』だけだった市場に、ナビタイムジャパンから『CAR NAVITIME』が登場し、この11月にはPNDシェアナンバー1のサンヨーが『ゴリラプラス』で参入したからだ。
パナソニックのSDカーナビゲーションシステム『Sクラス』の2010年モデルが『MW250D』『MW150D』だ。従来モデルと比較してブラックパネルとなり、エンタテイメント機能が大幅に拡張されるなど、その中身は変身を遂げていた。
サンヨーの通信モジュール内蔵PND『ゴリラプラス NV-SP200DT』で大きなメリットになりそうなのが地図データの更新だ。NTTドコモが提供する通信サービス「ドコモ ドライブネット」で実現している更新方法は二つある。
ゴリラシリーズで初めてNTTドコモの通信モジュールを内蔵した『ゴリラプラス NV-SP200DT』。ダッシュボードの上に取り付けてさっそくゴリラプラスを起動してみる。すると10秒ほどで地図が表示され、左下には「通信中」のアイコンが現れる。
パナソニックのSDナビゲーションシステム『ストラーダ Sクラス』の最新モデルが『CN-MW250D』と『CN-MW150D』だ。MW250Dがフルセグ対応、MW150Dはワンセグ対応の2DINモデルだ。
PNDのVICSと言えば手軽なFM-VICSが多いが、本機ではBluetooth接続した携帯電話で渋滞情報を取得する「オンデマンドVICS」を採用している。
NTTドコモが提供する移動体向けサービス「ドコモ ドライブネット」を初めて採用した三洋電気のPND『NV-SP200DT』。地図更新やプローブ、さまざまな情報提供など、従来のゴリラとは一線を画した商品コンセプトで通信ナビの市場に打って出た。
本機には最近すっかり一般的となった吸盤式のクレードルが付属する。さっそく取り付けてみたが、この吸盤はライバルモデルと比べてもかなり優秀だ。
2010年秋、富士通テン イクリプスとして初めてのポータブル機『EP001』を投入。
三洋電機コンシューマーエレクトロニクスは、NTTドコモ初のテレマティクスサービス「ドコモ ドライブネット」を採用したSSDポータブルナビゲーション『ゴリラプラス』を11月19日より発売する。
富士通テンが発表したイクリプス『EP001』は、同社としては初のPND。2DIN-AVNタイプの「AVN Lite」の使いやすさを継承し、PNDとしては初となるバックカメラ同梱モデルも設定されている。
今やカーナビのメインストリームとなった感もあるPND。充分な性能と手頃な価格でますます人気が高まる中、カーオーディオの名門、イクリプスから初のPNDが登場した。
富士通テンは、11月1日より11月30日の間、“イクリプスLiteシリーズ”の発売を記念して、ポータブルナビゲーション『EP001』を5名にプレゼントするオープン懸賞キャンペーンを実施する。