日産自動車は15日、『マーチ』、『マイクラ』のグローバルでの受注台数が、タイで3月に発売してからの半年間で5万4000台になったと発表した。
タイ日産自動車の長谷川亨社長は9日、横浜市の日産本社で記者会見し、今年11月からインドネシア工場で新型『マーチ』のノックダウン生産を行う計画を明らかにした。
タイ日産自動車の長谷川亨社長は9日、横浜市の日産本社で記者会見し、新型『マーチ』など新モデルの投入により、タイでの販売シェアを2012年度に2ケタに乗せる目標を明らかにした。
世界戦略車として文字通りのフルモデルチェンジ。日産にとっては、電気自動車と並んで社運を賭けたプロジェクトといってもいい。タイ製であるということよりも、グローバルモデルに進化したという点で、良いところと悪いところがハッキリ出てしまった。
日本自動車輸入組合が発表した8月のブランド別輸入車販売台数によると、日産が4729台と2カ月連続の首位となった。生産を日本からタイに切り替えた『マーチ』が貢献した。マーチは受注が2万台を超えており、今後もトップを継続する見通し。
日本自動車輸入組合が発表した8月の輸入車新車販売台数は、前年同月比74.9%増の1万9718台と大幅増となった。
日産自動車は、新型『マーチ』の発売後1か月半の累計受注台数が2万台を突破したと発表した。
新型『マーチ』はタイ生産車である。しかし驚くことはない。かつて品質にまったく問題なかった、オペルからスバルにOEM供給されたミニバンの『トラヴィック』や『フィット』のセダン版の『アリア』だってあったわけだから。