『エルグランド』の市販車に乗った。ここでは主に現時点で販売比率55%を占める2.5リットルモデルについて報告しよう。
21世紀に間に合いました~!というキャッチフレーズで、1997年に登場した初代『プリウス』は「とにかく燃費よく!」というのがコンセプトでした。
国民的アイドル・コンパクト、と私が勝手に呼んでいる『マーチ』がフルモデルチェンジして4代目へ。今回からタイ生産、エンジンは3気筒になるなど、試乗する前まではちょっぴり「大丈夫かな」と心配だった。
クロスオーバーSUVとしては、このぐらいインパクトのあるデザインの方が個人的には歓迎だ。モーターショーに出展されていたコンセプトカー、『カザーナ』の面影がどの程度残されるのか注目していたが、ここまでとは驚いた。
『フリード』はダウンサイジング志向のミニバンユーザーに大いに受けて、登場以来コンスタントに売れている。
比較的コンパクトなサイズで、両側スライドドアがついている3列シートミニバン。子育てファミリーの毎日を助けて楽しくするクルマの本命は、私はこれだと考える。
コンセプトカーの段階では面白くても、開発中に外野からあれこれ口出しされて、発売時にはつまらないクルマになっていた……という話はよくあるが、『ジューク』はそうならなかったところが偉い。
新型『マーチ』がタイ生産になったことは、買う人が気にするかどうかの問題でしかないと思うし、欲しいという人を止めはしない。
予想以上によかった。このクルマでは、やはり「ゼニスウインドウ」に触れずにいられないわけだが、乗ると未知なる感覚で、サンルーフよりこっちのほうがよっぽどいいと思う。
プリクラッシュブレーキ、停止状態の保持、全車速で追従可能となったクルーズコントロール、ペダル踏み間違えによる誤発進の防止など、確実に安全性や快適性に寄与する機能の数々を備えたことは大きな進歩だ。
女性にとって、このテのLクラスミニバンで気になるのは、走りよりも乗り心地と使い勝手。
『インプレッサ』シリーズに新たに加わった「XV」は、今流行りのクロスオーバーモデルというだけではなく、実はインプレッサの上級モデルという位置づけをも担ってる。
1.4リットルから1.6リットルに排気量アップされるとともに「スタートストップ」(アイドリングストップ機構)を備えることで、動力性能と燃費を改善した『MINIワン』が登場した。
およそ8年ぶりに新型となった日産『エルグランド』は、『ムラーノ』ベースのFFプラットフォーム&低床パッケージを採用。ビレット風グリル配する顔つきは先代以上の迫力だ。しかーし、全体的にはずいぶんスマートに、上品になった印象も受ける。
夏の暑い日に試乗して、エアコンを効かせた状態だったにもかかわらず、信号待ちなどで停車するたびにエンジンが確実に停止した。とても良く止まるアイドリングストップ機構という印象的だった。