サイエンスプロデューサーの米村傳治郎(よねむらでんじろう)氏は、ホンダが展開するハイブリッド車・燃料電池車・電気自動車などのエコ・カーに共通する要素である「電気」をテーマにした実験・パフォーマンスを展開。
今年の東京モーターショーのホンダブースは、クルマとバイクの混合展示となっている。プレスデー初日の21日12時50分から行われたプレスブリーフィングも、二輪、四輪同時に行われた。
昨2008年から日米でリースを開始した燃料電池車『FCXクラリティ』。日米あわせて20台のFCXクラリティが存在するが、そのすべては「スターガーネット・メタリック」のボディカラーに統一されている。
東京モーターショー、スズキ2輪車で世界初公開された『バーグマンFUEL CELLスクーター』。フレーム内には2輪車で初めて700気圧の高圧水素タンクを搭載し、空冷式燃料電池システムを使って走行する。
参考出品車の『SX4-FCV』は、燃料電池と高圧水素タンクを搭載した燃料電池自動車。燃料電池はGM製で、高圧水素タンクはスズキが開発した。最大航続距離は250kmだと言う。
スズキ『BURGMAN FUEL CELL SCOOTER(バーグマン・フューエルセル・スクーター)』は燃料電池ビックスクーター。2007年の東京モーターショーで展示したコンセプトモデル『クロスケージ』の技術をスクーターに採用し、現実的な燃料電池二輪車を提案する。
フランクフルトモーターショーは、これまでの報道を見るように文字通り「エコカーショー」とも呼べる内容だった。なかでも、ひときわエコカー展示に力を入れていたのはメルセデスベンツだ。
ダイハツブースにおける技術展示の目玉は、低燃費設計を強化した改良型エンジン2基と、プラチナを使用しないアルカリ雰囲気で駆動するタイプの燃料電池だ。
スズキのブースで今回世界初出品となるのは、『ALTO CONCEPT(アルト・コンセプト)』と『スイフト・プラグイン・ハイブリッド』の2車種で、参考出品車は『SX4-FCV』だ。