今回のモーターショーでは、来場者自らが運転できる試乗会を実施している。幕張メッセ周辺の約3kmを走行するもので、会期前半の30日まで実施。参加には試乗券が必要で、これは午前10時から1ホール付近の受付所で先着順に配布される。
三菱『i-MiEV』に10点を投じた。クルマにそれほど関心を抱いていない友人知人(今となっては世の中の大多数の人々)にi-MiEVのことを話すと、みんな一様に驚く。
まず10点は『i-MiEV』に入れた。初めて乗ったとき、加速感とハンドリングに感動を覚えたからだ。EVの加速感覚はつまらないものだと思っていたが、このクルマには抑揚を感じた。
本当ならば先日ドイツで乗った新型『ポロ』にトップ点を投じたかった(!)ところながら、今回はノミネートに間に合わなかったのでそれは次回のお楽しみ。で、ノミネート10車の中での配分は以下のように考えた。
三菱自動車が東京モーターショーに参考出品した、『i-MiEV』(アイミーブ)の商用版ともいえるモデルが『iMiEVカーゴ』だ。
『プリウス』と『インサイト』は同点にした。「どっちが勝ちか」というカタチで話題になることが多かったこそ同点にしたかった。自動車業界みんな苦しいんだから、仲良くやりましょうよ。
今年は『プリウス』対『インサイト』のハイブリッド対決となり、最後まで勝敗の行方の見えない激戦でした。
ハッキリ言って今年は“電気自動車元年”という他はない。というか今年を逃したら他はない。だから、1位『プリウス』は全く持って残念だし、相変わらず日本人は、感動に非正直だと思う。なにが理由かはわかりませんが。
日本カー・オブ・ザ・イヤー(COTY)実行委員会は21日、最終選考会を実施した。アドバンストテクノロジー賞には得票数46を集めた三菱『i-MiEV』が選出された。
『i-MiEVカーゴ』は、『i-MiEV』をベースに、高い環境性能、優れた経済性など電気自動車ならではの特長を活かし、法人や個人事業主向けなど、使用用途を広げるための広大なフリースペースを車体後部に設定したコンセプトモデル。
三菱自動車の『Mitsubishi Concept PX-MiEV』に搭載される電池は、現在、街中で走っている『i-MiEV』で実績のあるバッテリーと基本的に同じもので、総電圧も同じ330Vのリチウムイオンバッテリーだ。
三菱『i-MiEVカーゴ』コンセプトのフロントウインドウ上端とルーフとの接続部には、ワンクッション谷折れが入っていることに気づかれる方もいるだろう。
2種類のクルマを前後で合体させると、当然のことながらデザイン上では無理が生じる。今回の東京モーターショーに出品される『i-MiEVカーゴ』コンセプトも当初はその無理が生じていたという。
このオーダーを受けた段階では冗談でしょと思った。三菱の中でいちばん丸いクルマと一番四角いクルマをくっつけるなんてと思いながらスタートしました
クルマに詳しい方なら三菱が東京モーターショーに出品する『i-MiEVカーゴ』を見たときにルノー『4フルゴネット』や同じくルノーの『エクスプレス』を思い起こすかもしれない。