中国電力のグループ企業、テンパール工業は電気自動車(EV)用の急速充電器を7月中旬から販売する。同充電器は省スペースがウリで、他社製品よりも容積が1 - 2割小さい。価格は350万円だ。
富士経済は、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)など次世代自動車の注目度が高まる中、インフラ機器、設備、サービスを含めた世界の主要市場を調査、その結果を「電動自動車関連市場の全貌2009」にまとめた。
住友ゴム工業は、三菱自動車工業が5日に発表した電気自動車『i-MiEV』の新車装着タイヤとしてダンロップブランドのタイヤ『SP SPORT 2030』の納入を開始したと発表した。
自動車メーカーがしのぎを削るエコカー開発、ホンダ『インサイト』とトヨタ『プリウス』が、ハイブリッドカーの販売競争を繰り広げる中、三菱の電気自動車『i-MiEV』が静かに動き出した。
例外もあるがその特性上、EVはガソリン車のようなトランスミッションを必要としない。
先頃、正式に発売が発表された三菱の電気自動車i-MiEV。その動力源にはリチウムイオンバッテリーを88個も搭載している。重量面でも価格面でも、このバッテリーが大きく影響していることは確か。となるとバッテリーの耐久性も気になるところだ。
ジーエス・ユアサコーポレーションの依田誠社長は5日、『iMiEV』の発表会で電気自動車について「三度目の正直、今度こそ」と今回にかける熱い思いを語った。
三菱自動車の益子修社長は5日の『i-MiEV』の発表会で、同車を市場投入することは、「頂点技術への挑戦、新しい時代への挑戦であると考えている」と力説した。
三菱は他メーカーに先駆けて、1970年代から電気自動車の技術開発を進めてきた。三菱初の電気自動車は『ミニカ』をベースに開発された。
三菱自動車は5日、量産型の電気自動車(EV)『i-MiEV』を発表した。7月下旬より法人ユーザー、自治体向けに市場投入を開始し、個人向けには2010年4月より本格的に販売を開始する。
三菱自動車の益子修社長は5日の『i-MiEV』発表会見の席上、海外市場向けについても09年度から出荷を開始する方針を明らかにした。09年度は国内外で1400台の販売を計画しているが、うち250台を海外向けとする。
三菱自動車が5日発表した『i-MiEV』は、希望小売価格が459万9000円で、国の補助金を差し引いた価格は約320万円となる。
三菱『i-MiEV』の発表会見で、益子修社長は同社グループの「環境ビジョン2020」も公表し、同年までには電気自動車(EV)や開発を進めているプラグインハイブリッド車(PHV)など電気エネルギーで走るクルマの生産比率を2割に引き上げる方針を示した。
三菱自動車は5日、同社設立50周年にあたる2020年に向けて「三菱自動車グループ環境ビジョン2020」を策定した。電気自動車(EV)で先駆け、「人と地球との共生」という同社の環境に対するスローガンの実現を目指す。
三菱『i-MiEV』の商品化に初期段階から取り組んできた相川哲郎常務は5日、電気自動車(EV)の性能の多様化を図る段階で、i-MiEVより電池容量の小さいタイプも検討していく考えを示した。