デンソーが発表した2008年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比2.9%減の1兆8923億円と減収となった。米国での車両生産の減少や大幅な為替差損が影響した。
デンソーのグループ会社である浜名湖電装は、ベトナム・フンイェン省に、センサとソレノイドバルブを生産する新会社を設立したと発表した。
デンソーは、コンパクトカー用小型カーエアコンを開発、日本、欧州で販売されるトヨタ自動車のコンパクトカー『iQ』搭載される。今回、開発した小型カーエアコンは、エアコンユニットの体積が従来品と比較して約20%低減した。
デンソーは、グループ会社であるGAC(旧ゼネラルエアコン)が1984年から1987年に製造・販売した遠赤外線ヒーター(製品名=スキニーセラミックヒーター)の3機種(ERF121VAA、ERF121VAB、ERF121VDA)について発煙・発火する恐れが判明したと発表した。
デンソーは、善明製作所(愛知県西尾市)内にディーゼル車用燃料噴射装置であるコモンレールシステムの性能評価などを行う実験棟を新設すると発表した。総投資額は約80億円で、建屋は2009年5月に着工し、2010年3月に完成する予定。