8月8日、日産自動車は追浜工場内の「グランドライブ」で先進技術説明・試乗会を実施した。2010年に市販予定のEV(電気自動車)と今後の開発のについて、執行役員の坂本秀行氏に話を聞いた。
日産が8月に追浜工場内の「グランドライブ」で実施した先進技術説明・試乗会。各技術の開発の狙いについて、執行役員の坂本秀行氏に話を聞いた。
EVは自動車メーカーのみならず国内外の電子機器メーカーも虎視眈々と狙っているマーケットでもある。電気メーカーの作るEVと自動車メーカーの作るEVとの違いは何か。その開発にあたる人材に要求される能力とは何か。日産自動車の執行役員、坂本秀行氏に話を聞く。
セーフティ・シールドやGPS携帯協調歩行者事故低減システムほど大がかりなシステムではないが、確実に安全性向上につながりそうな細かな技術開発や既存装備の改善も取り組まれている。例えば、筆者が注目したのが「スマート・オート・ヘッドライト」だ。
日産では歩行者事故の抑制において、急速に普及したGPS携帯電話との連携を模索。NTTドコモとともに、クルマから見えにくい場所で歩行者がいる場合に、GPS携帯電話から集めた情報を元にカーナビ上に注意喚起を促す「GPS携帯協調歩行者事故低減システム」の開発を行っている。
日産自動車は先進安全技術のコンセプトとして、「セーフティシールド」を掲げている。これはクルマの全方位をカメラやセンサーが監視し、危険な状況が近づくとドライバーに警告したり、緊急時にはコンピュータが危険回避支援や事故ダメージ軽減の走行介入を行うというもの。
8日に開催された日産の新技術説明会では、同社のバッテリーラボを報道陣に公開。自動車メーカーでありながら、電池の基礎開発をおこなっている理由を、電子・電動要素開発本部 EVエネルギー開発部の下井田良雄氏に聞いた。
8月8日、日産自動車が先進技術の説明会と試乗会を行った。これは同社が例年行っているイベントで、「未来のクルマ」を形作るテクノロジーの数々をプレス向けに体験してもらうというものだ。本イベントで体験した日産の先進技術をレポートする。
原油高によるガソリン価格高騰や、消費者の環境意識の高まりにより、クルマの次世代パワートレインに注目が集まっている。特にここ1年のガソリン急騰で存在感が増しているのが、電気自動車(EV)とハイブリッドカーである。
今回のイベントに登場したハイブリッドカーは、日産独自の2つのクラッチでモーター・エンジン・トランスミッションを繋ぐ「パラレルハイブリッドシステム」の搭載車だ。
日産自動車が6日公開した自社開発によるハイブリッド車に試乗した。仕様の詳細は明らかにしていないが、2次電池にはエネルギー容量の大きいリチウムイオン電池を採用しており、モーターのみによるEV走行の領域が相当広い。
日産自動車は6日、自社開発によるハイブリッド車の実験車両を公開した。『スカイライン』のV6型3.5リットルエンジン車をベースにパラレル方式を採用。2次バッテリーはリチウムイオン電池を搭載している。
日産自動車は6日、新開発のリチウムイオンバッテリーを報道陣に公開した。2010年度に日本及び北米で発売を予定の電気自動車とハイブリッド車に搭載する。
日産自動車は6日、後輪駆動ハイブリッド車の実験車両を報道陣に公開した。同社は2010年度に日本及び北米で同社初となる後輪駆動のハイブリッド車を発売する予定。
日産自動車は6日、独自開発の電気自動車の実験車両を報道陣に公開した。今回公開した車両は、電気自動車のポテンシャルを確認するために試作したモデル。