スーパーオートバックス かわさき フロアリーダーの宮当秀司さんは、「ケータイリンクで女性や若者層の関心をAVNに向けることができれば」と期待する。
飲食店や駐車場などの地点情報をAVNに送信できる「モクテキチネット」など、携帯電話とのさまざまな連携を実現した「ケータイリンク」。富士通テンの永元覚氏にこの新機能を搭載したイクリプス07モデルの開発のポイントについて、話を聞いた。
今やカーナビの多くには多彩な検索用データが収録されているが、それでも目的地探しで困ることがある。たとえば出来たばかりの新スポットが反映されているはずもないし、観光やグルメなど、目的地を特定した場合などは思うようなプランが選び出せないことがあるのだ。そんな状況を想定してイクリプスが07モデルに採用した新機能、それが赤外線通信を利用した『ケータイリンク』である。
富士通テン(ECLIPSE)といえば、今は各社が採用するオーディオ・ビジュアル・ナビゲーション一体機型『AVN』を最初に開発したメーカーだ。1997年の誕生以来、テクノロジーの高度化やCD・MD・DVD・HDDといったメディアの多様化、そして進展するネットワークコミュニケーションなどに歩調を合わせながら進化を遂げてきた。