ハンドルを操作した方向に合わせてヘッドライトの光軸を可変させる、あるいはその方向のみを照らす補助ランプを発光させるシステム。
レクサス『GS』には各種の安全装備が用意されているが、見た目にも効果が大きいのは「インテリジェントAFS」だ。コーナリング時にロービームの照射角を進行方向側に変えるというもので、GSの場合は3秒後に車両が到達するポイントを現在の速度から推定し、光軸を制御する。特に右方向への照射角を大きく取っているのが特徴で、自分の正面が常に明るいというのは大きなクルマを扱う上でも安心感が高い。
ステアリングを切るのと同時に、光軸がクィクィッとその方向に向いていく。仕様上では「コーナリング時にタイヤの切れ角・車速に応じて、ロービームの照射軸を3秒後に車両が到達するポイントに自動的に向ける」とされているが、感覚的にはステアリングを切るのと同時に照射軸が変化しているという印象を受ける。