富士重工業が発表した7月の生産・国内販売・輸出実績は、国内生産は前年同月比4.5%減の4万4175台と、8カ月連続でマイナスとなった。国内販売、輸出ともに不振だった。
スバルの新ハイブリッド「ターボ・パラレルハイブリッド」(TPH、18日発表)は、すでにテスト車に実装、走行試験を行っている段階である。搭載モデルのリリースまでにはおよそ2年の時間がある。リファインには十分なリードタイムと言えよう。
スバルの新型「ターボ・パラレルハイブリッド」(TPH、18日発表)のキーデバイスのひとつは、ミラーサイクル化されたターボ付き水平対向エンジンだ。
スバルは18日、新開発したハイブリッドユニットを発表した。07年には『レガシィ』をベースとする新モデルに搭載する。当初は少数を販売、その後は市場のニーズに合わせて適宜生産を拡大していくという。
週末とあって幅広い銘柄に利益確定の売りが出て、全体相場は小反落。自動車株は高安まちまち。ホンダが前日比30円高の5680円と上げ、富士重工業も27円高と大幅高。スズキ、三菱自動車工業も買われ、日野自動車工業がしっかり。
企業の夏休みもほぼ終了。富士重工(スバル)がハイブリッド技術など「次世代低公害車」を都内のホテルで公開すれば、三菱自動車も東京電力と電気自動車の開発で提携したと発表した。きょうの読売など各紙が大きく取り上げている。
富士重工業は18日、環境対応の一環としてディーゼルエンジンの開発を進めていることを明らかにした。同社スバルの得意とする水平対向エンジンをベースにターボを組み合わせたエンジンとする。
スバル富士重工業は18日、市場導入する予定のターボパラレルハイブリッド(TPH)とリチウムイオンキャパシタを公開した。TPHは、水平対向エンジンやシンメトリカルAWDというスバルのコア技術を継承したクリーンエネルギー車の動力源として開発している。
富士重工業の竹中社長は、NECとの共同出資会社「NECラミリオンエナジー」が開発を進めているマンガン系リチウムイオン電池について「自動車用2次電池のデファクトスタンダードとしたい」と述べ、世界の自動車メーカーでの採用に期待を表明した。
国内景気の回復期待を背景に、全体相場は4日続伸。平均株価は連日で年初来高値を更新し、2001年8月以来4年ぶりの高値水準に達した。自動車株は高安まちまち。富士重工業は「次世代型電気自動車を2009年をメドに商品化する」と報じられ、続伸した。
富士重工業が発表した2005年第1四半期(4-6月期)の連結決算は、売上高が前年同期比2.5%減の2999億円、営業利益は12億円と営業利益ベースでは増収増益だったが当期損益では赤字となった。