12月2日、日産からミドルサイズのミニバン『ラフェスタ』が発表された。ラフェスタは両側スライドドアを採用した、3列シートミニバン。コンセプトは「乗る人全員の気持ちを明るくし心を解き放つエブリデイミニバン」。
日産自動車は、開放感という新しい価値をユーザーに提供するミニバン『ラフェスタ』を2日に発表、同日より発売した。5ドアボディで5人乗り、エンジンは2.0リットル、駆動レイアウトは2WD(FF)と4WD、トランスミッションはエクストロニックCVT。
日産『ラフェスタ』(2日発表・発売)のトランスミッションは無段変速機エクストロニックCVTの1本のみ。
12月14日、日産自動車の関連会社、オーテックジャパンは、神奈川県大磯ロングビーチで第1回「オーテックオーナーズフェスティバル in 大磯」を開催した。このイベントは、オーテックオーナーへの感謝を込めて初めて開催されたもの。
2日発表・発売された日産『ラフェスタ』はルノーのCセグメント(全長3.85−4.3m)モデル、『メガーヌII』のプラットフォームを使用している。
ラフェスタのメインターゲットは30歳代前半から40歳前後の比較的若いファミリー、いわゆる団塊ジュニア世代だ。
日産『ラフェスタ』の特色のひとつに、パステルカラー調の洒落た有彩色カラーをラインナップしていることがある。
日産が2日に発表した新型ミニバンの『ラフェスタ』のインテリアは、ライバル車がスポーティ路線に走るの対し、あたたかみのあるファミリー志向に仕立てられている。
新型ミニバンの『ラフェスタ』は最近のミニバンにしては、角ばったボディ形状をしている。このスタイルは開放感を高めるため、大きなウィンドウエリアを得るための手段でもあるのだが、他にも取り回しが楽になるというメリットがある。
『ラフェスタ』のライバルとなるのは「トヨタ『ウィッシュ』、『アイシス』、あとホンダ『ストリーム』です」(日産自動車マーケティング本部・澤原明典氏)。いずれも1.8−2.0リットルの5ナンバーミニバンだが、後発のラフェスタに勝算はあるのか。
日産自動車は、2日から12月25日まで、東京の日産本社ギャリー、日産銀座ギャラリーで、新型ミニバンの『ラフェスタ』の展示イベントを開催する。
「ラフェスタのインテリアは開放感を重視してデザインを進めました。その際に、どうしても大きなシフトレバーの突起があると開放感が損なわれるということになり、小さく設計しました」
2日、日産から発表された新型ミニバンの『ラフェスタ』には、先に8月末に単体で発表された「MR20DE」型と呼ばれる、新開発の2.0リットル直4DOHCエンジンが搭載される。
2日、日産から発表された新型ミニバンの『ラフェスタ』。アピールポイントの筆頭にも挙げられている「パノラミックルーフ」と呼ばれるガラスルーフは、意外にも全車に標準装備されている。
新型ミニバンの『ラフェスタ』は、3種類のグレード展開。エンジンは同一だが、それぞれのグレードで違ったキャラクターを持っている。標準の「20S」、スポーティな「20M」、アクティブな「PLAYFUL」。