当然ながら空間の印象、住み心地は『デミオ』と変わらず。内外装の演出から企画意図は伝わるけれど。動力系もデミオと同じ(実用域トルク不足)。となれば問題はフットワークだが…。
デミオをベースとしながらも、独自のサスペンションチューンにより柔かい足で乗り心地重視のセッティング。
外観は悪くないと思う。デトロイトショーで見た『MXマイクロスポーツ』に比べるとおとなしいが、プレミアムコンパクトの新しいスタイルとして納得できる。
簡単にいって「小さな高級車」だが、いまひとつピンとこない。
Aピラーが立っているところが気に入った。最近のクルマはカッコよくすることばかり考えてAピラーを寝かせているが、これは運転しづらくなることが多い。
ベリーサがほかのマツダ車とは違うクルマであることは、走り出すとすぐにわかる。
小さな上級車ってコンセプトはわからないではないけど、このカッコはなに?
内外装の質感は高い。とくにインテリアは狙い通り、プレミアムコンパクトとしての質感を持っている。