富士重工業は、厚さ1mm前後のアルミ合金薄板構造の突き合せに、摩擦かくはん接合(FSW)の実用化技術を確立したと発表した。この新技術は防衛庁向けの無人標的機の円筒構造を形成する接合面に適用する。今後、自動車部品にも採用していく。
富士重工業(スバル)は、自己株式を取得することを取締役会で決議したと発表した。自己株式を取得するのは、経営環境の変化などに対応した機動的な資本政策を可能にするため、実行するとしている。
富士重工業(スバル)は27日開いた取締役会で、9月6日にストックオプションを発行することを決議した。321人の取締役や執行役員、監査役、幹部社員を対象に無償で権利を譲渡する。
富士重工業が発表した2004年第1四半期(4-6月期)連結決算は、売上高が前年同期比8.5%増の3075億円と増収になったものの、営業利益は大幅減益でトントンとなった。