ポルシェジャパンでは、新型ポルシェ『911』(タイプ997)の「911カレラ」ならびに「911カレラS」を、ポルシェ正規販売店において25日より受注開始した。カレラ/6MTが1046万円、カレラS/5速ティプトロニックSが1311万円。
それは驚きの体験だった。これほどのしなやかな乗り心地など、到底予想はしていなかったからだ。
そんな997型のリアエンドに搭載されるのは当然ながらポルシェ自慢のフラット6ユニット。「フルモデルチェンジを期して2種類のエンジンを導入するのは、911史上で初めて」というコメントにも、997型にかけるポルシェの熱い思いのほどが感じられる。
フロントエンド……といっても、996型よりはやや後退した位置のこれまでよりはやはりやや外側寄りに“丸い目玉”を配した997のルックスは、ご覧のように「誰がどこから見ても」『911』にしか見えないもの……
これは、一体どういうことなのか!? ……思わず、ボクはそうつぶやいてしまった。それは今から2年ほども前のこと。そのとき、ボクの手もとにあった海外の某自動車専門誌は、あろうことか「ポルシェ『911』が“丸目”に戻る」と報じていたからだ。
ポルシェAGは、世界で最も価値のある100ブランドの一つに選ばれたと発表した。世界的なブランドコンサルティング会社のインターブランド社による調査国際ブランド価値ランキングの結果で、同社が選ばれたのは初めて。