フォルクスワーゲン(VW)『ゴルフトゥーラン』は、昨年秋に発表された新型『ゴルフ』(日本では未発売)とプラットフォームを共有している。
ブランド全体で「プレミアム」を前面に打ち出しているフォルクスワーゲン(VW)。しかし『ゴルフトゥーラン』は過剰に高級感をアピールするデザインではない。
フォルクスワーゲン(VW)『ゴルフトゥーラン』は、こう呼ばれるのは実は日本だけのことで、欧州市場では『トゥーラン』として販売されている。
16日に日本発表されたフォルクスワーゲンのミニバン『ゴルフトゥーラン』は、クラス初の輸入車ミニバンだ。プレミアムな輸入車にのりたいと思っていても、ミニバンの利便性を捨てきれず既存の国産ミニバンに乗っている人をターゲットとしている。
16日に発表された『ゴルフトゥーラン』には、日本初登場となるFSI(Fuel Stratified Injection)エンジンと呼ばれる直噴エンジンとアイシン製のティプトロニック付き6ATを採用している。
フォルクスワーゲンの新型ミニバン『ゴルフトゥーラン』(16日発表)には、実に32カ所にも及ぶ収納スペースが用意されており、ここまで収納が充実したクルマは、国産ミニバンでもなかなか見当たらず、これまでの輸入車のイメージを変える。
VW初のプレミアムコンパクトミニバン『ゴルフトゥーラン』は競合車のあふれるコンパクトミニバンクラスに参入する。当然シートレイアウトは3列7シーターで2列目は取り外し可能、3列目は折りたたみと取り外しが可能と充実したシートアレンジを誇る。
16日に発表された、VW初のプレミアムコンパクトミニバン『ゴルフトゥーラン』。4.4mというコンパクトなボディに余裕のある室内空間を引っさげ、国内ミニバン市場へと挑戦する。
16日に発表された『ゴルフトゥーラン』には、日本初登場となるFSI(Fuel Stratified Injection)エンジンと呼ばれる直噴エンジンが搭載されている。1.6リットルと2.0リットルの2種類が用意され、ともに直列4気筒のDOHC。
フォルクスワーゲンの新型ミニバン『ゴルフトゥーラン』(16日発表)には、実に32カ所にも及ぶ収納スペースが用意されている。
次期ゴルフをベースとしたフォルクスワーゲンのミニバン『ゴルフトゥーラン』。4390mmという短い全長の中に3列シートを採用し、7名乗車を可能としている優れたパッケージングが最大のウリだ。
16日に発表されたVW『ゴルフトゥーラン』。本国では「トゥーラン」だけのネーミングで発売されている。では、日本ではなぜ『ゴルフトゥーラン』と、『ゴルフ』がついているのだろうか。
フォルクスワーゲングループジャパン、マーケットプランニング部の富田浩氏は発表会の席上、「トゥーランのターゲットユーザーは、小学生までの子供を持つ30代から40代のファミリー層で、クルマにこだわりを持った年収1000万円程度の高額所得者」と語った。
輸入車ミニバンとなるとライバルは不在なのだろうか。フォルクスワーゲングループジャパン代表取締役社長の梅野勉氏は「実質的なライバルは、同じ3列シートを持つ輸入車のプジョー『307SW』が有力」と語る。
VW『ゴルフトゥーラン』は、欧州では発売直後から販売好調で、このセグメントでマーケットリーダーとなっている。