日産自動車と日産ディーゼル工業が共同で設立した、小型トラックの新会社「日産ライトトラック」は30日、所在地の埼玉県上尾市で開所式を開催した。
日産ディーゼル工業は12円高の222円と買われた。前日ルノーが減資に応じることが明らかになったが、主力取引行や日産による債務の株式化など経営再建に向けた動きを評価する買いが入った。
企業業績回復に対する期待から全体相場は3日続伸。平均株価は終値ベースで昨年6月13日以来の1万1000円台を回復した。自動車株は高安まちまち。
米国株高と円相場の落ち着きを受けて、全体相場は5日続伸。自動車株は上げる銘柄が目立った。
日産自動車と日産ディーゼル工業は1日付で、積載量1〜2トン級の小型トラックの開発から生産・販売を手掛ける共同出資会社を設立したと発表した。昨日、資本増強による経営再建策を発表した日産ディーゼルにとっては、今後の再建の成否にもつながるプロジェクトとなる。