愛知県警は25日、名古屋鉄道(名鉄バス)の運転手が1年4カ月も無免許状態で乗務を続けていた問題で、事態の発覚を恐れて別の運転手に警察への出頭を指示していた岡崎統括自動車営業所の運行主任と営業主任の2人を犯人隠避容疑で逮捕した。
名古屋鉄道の自動車営業所に所属するバス運転手が1年4カ月にも渡って路線バスを無免許状態で運転していたという問題で愛知県警は24日、すでに退職している37歳の元運転手を道路交通法違反で、身代わり出頭した別の運転手を犯人隠避の容疑で逮捕した。
名古屋鉄道は19日、同社のバス部門に所属する37歳のバス運転手が免許の更新を忘れ、失効させたまま乗務に就いていたことを明らかにした。事故によって失効が内部発覚したが、会社は別の運転手を立てて、警察への発覚を隠蔽したとしている。