「サジン、チゴドチョアヨ?」(写真、撮ってもいいですか?)と聞きながら会場を歩きまわり、シャッターを押した2日間。1日目は表情の堅かったコンパニオンが、撮られ慣れたのか2日目には笑顔で接してくれる。結局、1日目撮影分の大半はボツにした。
日本のイベントでは不況の影響もあってか、コンパニオンの採用を見送るメーカーも多いが、経済が上向きの韓国ではどこのメーカーも20−30人体制でコンパニオンを配置。数時間おきに全員を交替させるブースもあり、圧巻だった。
韓国にはコンパニオンを狙うカメラ小僧もまた存在しない。撮られることに慣れていない女の子を撮るのも至難の業。それでも声を掛けながら懸命に撮っていたら…、オートアスキー・カメラマンはプレスデー初日午後にはすっかり有名人になってしまった。