新型『ランドクルーザー・プラド』の開発当初の開発リーダーは近藤丈夫雄チーフエンジニア。20年以上歴代『ランドクルーザー』の開発に携わってきた人物だ。彼の頭の中には「俺がランクルだ。ランクルはこうあるべき」というはっきりしたイメージがあった。
18日、トヨタ自動車は新型車のデザイナーがユーザーと直接話し合う「デザイナーズトーク」を、東京臨海副都心のMEGAWEBスタジオで開催した。今回は『ランドクルーザー・プラド』と『ハイラックス・サーフ』との2本建て。
トヨタ自動車は新型『ランドクルーザー・プラド』と『ハイラックス・サーフ』を題材に、来る18日、「デザイナーズトーク」を開催する。デザイナーズトークとは、開発者が新型車デザインに込めた思い、注目して欲しいこだわりや開発過程の悩みなどについて、ユーザーと直に語り合う場。
新型『ランドクルーザー・プラド』には、4輪のブレーキを独立して制御する「アクティブ・トラクションコントロール」が搭載されている。さらには車輪の回転方向まで検知する「アクティブ車輪速センサー」も装備。
今、新型の『ランドクルーザー』シリーズにユーザーから最も求められている機能。それは動力性能の向上でも快適装備の充実でもなく、盗難防止を含めたセキュリティシステムであることに間違いはないだろう。
元々は違うルーツを持つ『ランドクルーザー・プラド』と『ハイラックス・サーフ』だが、今回のモデルチェンジでは同じプラットフォームを採用した。搭載されるエンジンも全く同じラインナップだが、その差異はどこに現れているのか。
新型『ランドクルーザープラド』のセンターデフには、新開発されたトルセンLSDが採用されている。これまでのものと違い、前後のトルク配分を非対称にできるのが最大の特長で、搭載されたのは今回が世界初となる。
トヨタ自動車は『ランドクルーザー・プラド』をフルモデルチェンジし、7日発表・発売した。「ランドクルーザー」の走破性・信頼性を進化させ、オンロードでの快適性を追求、「ニュートラディショナル4WD」をテーマに開発された。