「インターネットITS」が目指しているのはHDDカーナビ機能の拡張版ではなく、実際にはもっと複雑なシステムを目指している。自動車メーカーとしての狙いはファイルサーバーへクルマに関する様々なデータを蓄積することにあるようだ。
19日まで東京ビッグサイトで開催されていたもモバイル機器関連のビジネスショー『ワイヤレス・ジャパン』には、「インターネットITS」の研究用に使われている実機がクルマに装備された状態で展示されていた。
HDD方式のカーナビゲーションに地図やアプリケーションをダウンロードして取り入れるという構想はこれまでにもあった。だが、通信コストや回線速度の関係から現実的なプランとなり得なかったのも事実だ。
ハイエンドカーナビの主流はDVDからハードディスク(HDD)に移行しつつある。次世代カーナビでも活用されることは間違いないが、次世代機は書き換え可能というHDDの利点を、高速データ通信で補うというものになりそうだ。
愛知県警銃器薬物対策課と名古屋税関は13日、発射能力のある回転式の拳銃を分解した形で輸入しようとしたとして、自動車部品メーカー「デンソー」の社員を銃刀法違反(密輸入)の容疑で成田空港内において逮捕したことを明らかにした。
経済産業省の関連団体である新産業技術総合開発機構(NEDO)は2002年度の「戦略的産業技術実用化開発費助成事業」を決定、CO2(二酸化炭素)冷媒カーエアコンなど28件を選んだ。
トヨタ自動車とデンソー、日本電気、慶応義塾大学は15日、インターネットITS(高度道路交通システム)協議会の設立に向けた準備室を開設すると発表した。参加企業を幅広く募集し10月に設立する。