いすゞ自動車は24日、経営再建計画「いすゞV-プラン」の進ちょく状況を発表した。グループ人員は計画を策定した昨年5月よりも5500人削減し、3月末時点3万2200人となった。今年度からの2年間でグループ人員はさらに7500人減らす方針。
いすゞ自動車は24日、6月27日の株主総会と臨時取締役会の承認を得て、新たに執行役員制度を導入すると発表した。同時に取締役の数を2分の1以下に減らす。執行役員制の導入で経営と業務執行を分離し経営のスピードアップをはかる。
いすゞ自動車は24日、2001年度連結決算を発表した。売上高は前期に比べ1.8%増の1兆5977億円と微増しているが、最終損益は429億円の当期赤字となった。リストラ策を勧めているが、昨年の売り上げ減少が予測以上に響いたとしている。
いすゞ自動車は20日、酸化触媒コンバータ内蔵サイレンサ『PMキャタコンバータ』を開発した。PMに含まれるHC(炭化水素)を主とした未燃焼物質を酸化触媒の作用で、二酸化炭素(CO2)と水に変換して排ガス中のPMを低減する装置。
クルマ購入支援サイトの「オートバイテルジャパン」では、いすゞの『ウィザード』をなんと68万円引きという驚異的なディスカウント販売キャンペーンを行っている。苦境が報じられている同社だが、ここまでの強烈な値引きには悲壮感も漂う。
銀行株、好業績企業が買われ、全体相場は3日続伸。最高の好業績セクターとあって、自動車株も軒並み高となった。日産自動車が8日続伸し、マツダは小幅続伸した。
いすゞ自動車は16日、ゼネラルモーターズ(GM)と共同開発した次世代世界戦略車いすゞ『D-MAX』をタイで5月下旬から発売すると発表した。
NYダウの1万ドル台回復を受け、全体相場は大幅続伸。前日に引き続き、自動車株も上げる銘柄が目立った。日産自動車が7日続伸し、マツダが一気に400円台。
米国株高を好感し、全体相場は3日ぶりに反発。円相場が1ドル=128円台に軟化したため、自動車株に人気が集中した。日産自動車の勢いが衰えない。
いすゞ自動車は、2002年3月期連結決算の通期業績予想が、昨年11月発表したものと比べて、経常損益が80億円マイナスとなり、20億円の赤字に転落するなどの業績の下方修正を発表した。