米国株高を受け、全体相場は5日ぶりに反発。円安が1ドル131円台半ばに進行したことを受け、自動車株も全面高となった。前日、11月の主要5社の生産、販売実績が発表されたが、反応したのは最初だけ。
年末が迫ったことで見送り気分が強まり、売買代金は今年最低水準にボリュームダウン。全体相場は4日続落となった。円相場が1ドル=131円台に下落したため、自動車株はしっかり。日産自動車が、年金資金と見られる大口の買いが入り、一時24円高と急伸。
日産自動車は、日産本社ギャラリーと日産銀座ギャラリーで、「日産ミニチュアカー」展を12月28日から2002年1月15日まで開催する。子供が実際にミニカーに触れて遊べるコーナーや、プレイステーションによる対戦ゲームコーナーも用意、冬休みに家族にも楽しめる内容にする。
今回のマイナーチェンジではフロント、リヤなど外観の一部に新デザインを採用した。またインストゥルメントパネルを、カーナビ画面を中心とした左右対称の形状とするなどインテリアも一新した。そして両側のスライドドアにはリモコンで操作するオートスライド機構を採用した。
日産自動車は、『ブルーバードシルフィ』に特別仕様車「18Viリミテッド」を追加して、21日から発売した。「18Vi」をベースに、UVカット断熱グリーンガラス、リモートコントロールエントリーシステム、マップランプを装備しながら価格アップを抑えた。価格は177万9000円。
日産『クエスト』(コンセプト)--- 2004年に投入されるクエストは、全く新しいコンセプトのミニバンとなる。従来のミニバンのイメージを離れ、リアにはパワーゲートを搭載。
日産は2月からフルモデルチェンジした新型『マーチ』を発売する。当面の月販目標は8000台とし、スタート当初は1万台の大台乗せを目指す方針である。しかしながら業界内の評価はそれほど高くなく現行モデルの初期のようなヒット作となるのは難しいという声もある。
ハイテク株を中心に売られ、全体相場は小幅続落。円相場は連日の年初来安値更新となったが、自動車株は高安まちまちとなった。この日上げたのは主力株で、ホンダが前日比60円高の5030円と続伸し、終値では8月中旬以来の5000円台回復。
低株価銘柄には買い戻しが入ったが、全体相場は3日ぶりに小反落。為替の円安基調を受け、自動車株は全面高となった。トヨタ自動車が、前日比30円高の3050円。
日産自動車とルノーは20日、ブラジルに建設していた商用車工場が竣工したと発表した。今新工場での初年度の生産計画は、日産とルノー合わせて8200台で、日産はこのうち4500台を生産する。将来的には日産・ルノー合わせ年間4万台を生産する。
日産自動車は、小型セダンの『サニー』に特別仕様車「スーパーサルーンSVリミテッド」と「EXサルーンSVリミテッド」を追加し、20日から発売した。価格は従来の特別仕様車から約3〜5万円値下げしており、スーパーサルーンSVリミテッド(FF/AT)が149万9000円。
デトロイトオートショーの期間に発表される予定の、2001年アメリカンCOTYの候補モデルが出そろった。
今年6度目となる日銀の金融緩和策を受け、全体相場は小幅続伸。円安が一服したことで、自動車株は高安まちまちとなった。この日、トヨタ自動車、ホンダ両社の社長が2002年の販売・生産計画を発表。
米国株高を好感し、全体相場は反発。円安が3年2カ月ぶりの1ドル=128円台まで進行したことで安心感が広がり、自動車株は全面高となった。トヨタ自動車は、前日比35円高の3020円と3000円台を回復。