燃料電池市販車、『FCX』が好評のホンダ。現在その心臓部となるFC(フュエール・セル、燃料電池)スタックには、この業界の大手であるバラード社製を採用している。だが、次期モデルに向けて、ホンダは独自のFCスタック開発を進めている。
ホンダは、次世代型燃料電池スタック『ホンダFCスタック』を搭載した燃料電池車『FCX』を日本と米国北東部の公道で走行テストを行う。2004年1月に開催される第80回東京箱根間往復大学駅伝競走では先導車も担当する予定だ。
ホンダは、マイナス20度での始動や大幅な小型化、高出力化を実現した次世代燃料電池スタック『ホンダFCスタック』を新開発した。このスタックを搭載した『FCX』は9月24日に国土交通大臣認定を取得。本格実用化に向けた公道試験を開始した。
ホンダは、11月29・30日の2日間、栃木県・茂木町のツインリンクもてぎで、「エンジョイ・ホンダ・MOTEGI 2003」を開催する。F1やインディ、モトGPで活躍するマシンのデモ走行や、『ASIMO』(アシモ)、燃料電池車『FCX』のスペシャルデモなど、各種プログラムを予定している。
ホンダは26日、米国販売会社のアメリカン・ホンダモーターが、燃料電池車『FCX』をサンフランシスコ市に2台納入することで合意したと発表した。米国では昨年12月に納入したロサンゼルス市(1台)向けに次いで2番目の顧客となる。
岩谷産業は、トヨタ自動車から燃料電池ハイブリッド自動車トヨタ『FCHV』をリース購入した。7月にホンダの燃料電池自動車ホンダ『FCX』もリース購入しているため、日本で初めて複数の燃料電池自動車を持つ民間企業となった。
ホンダは、燃料電池自動車ホンダ『FCX』を民間企業に販売する。ホンダが民間企業に燃料電池自動車を販売するのは初めて。15日に東京臨海新都心の有明水素ステーションで納車式を行う。
環境省に9日、燃料電池自動車ホンダ『FCX』が納車された。これは、公用車としてではなく、地方自治体に貸し出して燃料電池車のPRに使ってもらうことを狙いとしている。
ホンダは20日、6月の環境月間に合わせて、6月25日から7月1日までの1週間、東京・青山の本社ショールームで「Honda環境フェア」を開催すると発表し、燃料電池車『FCX』や『シビック・ハイブリッド』などの車両展示や技術展示を通じて、ホンダの環境保全への取り組みを紹介する。
海外からの買いが入り、全体相場は大幅続伸。円相場が2カ月ぶりの円安水準になったことを好感し、自動車株は全面高となった。
ダンロップの住友ゴム工業は、先日日米の官公庁などに納車されたトヨタの燃料電池車『FCHV』にタイヤとパンク応急修理キット「IMS」の両方を、ホンダの燃料電池車『FCX』にはIMSを、それぞれ納入している。
ホンダは12月2日に燃料電池車『FCX』を販売するが、米国でも同日正式に発売する。
ホンダがリース販売する『FCX』は、スモールカーの『ロゴ』がベースとなっている。蓄電システムに高効率、高出力が得られるホンダ独自開発のウルトラキャパシタを採用し、パワフルでレスポンスの良い走りを実現した。
ホンダは、22日に燃料電池車『FCX』の国土交通大臣認定を取得し、12月2日から日本で限定販売を開始すると発表した。
トヨタとの先陣争い繰り広げられている市販燃料電池車。ホンダ『FCX』は12月の初めころ発売の予定。デザインは1996年に発表された電気自動車『EVプラス』をほぼ踏襲しているが、実はデザイン開発が、今は無き『ロゴ』よりも先だそうで、正しくは「ロゴがこちらに似ている」というべきらしい。