EY Japan、「EY Winning Women 2025」に6名の女性起業家を選出

EY Japan(東京都千代田区、チェアパーソン兼CEO 貴田 守亮)は、EY Entrepreneurial Winning Women™(以下、EWW)*¹が主催する2025年度のEY Winning Women に6名の女性起業家を選出しましたことをお知らせいたします。 

 

EY Winning Womenの選出者には、メンタリング、事業拡大に向けてのアドバイス、有力起業家や大企業などとのネットワーキング・マッチングおよび「EY Entrepreneurial Winning Women™ アジア太平洋プログラム」への参加の機会などを提供しています。EWWの活動は、EYのグローバルCorporate Responsibility(CR)プログラムであるEY Ripples*²活動の一環であり、EYは、本活動を通じて、社会課題の解決に果敢に挑み、新しいイノベーションを起こした女性起業家とその事業の成長を支援することを目的としています。

 

なお、選出者は、12月9日に開催される表彰式でビジネスプレゼンテーションを実施する予定です。本プレゼンテーションでは、個性あふれる6名の女性起業家がビジネスプランを発表します。

 

EWWのJapan リーダーであり、EY Japanパートナーである関口 依里(せきぐち えり)のコメント:

「EWWでは、Innovation、 Entrepreneurship、 Global、 Growthの4つの審査基準に基づき6名の女性起業家選ばせていただきました。受賞された皆さまが、互いに刺激し合い、ネットワーキングを構築する中、EWWとしてビジネスに関する知見を提供することにより、女性起業家のスケールアップをサポートしていきたいと思っています。本年の特徴として、STEM分野での女性活躍の必要性が叫ばれている中、ライフサイエンス分野の起業家の方から多くの応募をいただきましたことを嬉しく思っております」

 

EY Japanは、今後も女性起業家が、世界に活躍の場を広げ、自社の事業規模を拡大することで、持てる力の全てを発揮し、現存している壁を乗り越える支援をしていきます。EYのパーパス(存在意義)は、「Building a better working world ~より良い社会の構築を目指して」です。EWWは、女性起業家の経営課題に伴走することによりEYのパーパスを実現し、より良い社会の構築を目指します。

 

 

EY Winning Women 2025ファイナリスト (五十音順)

 

秋枝 静香 株式会社サイフューズ 代表取締役

cyfusebio.com/

「細胞から希望をつくる!」をミッションとし、病気やケガで苦しむ患者さまに新しい治療法の選択肢を創出すべく、2010年に九州大学発ベンチャーとしてサイフューズを創業。国内外の研究機関・事業会社と複数のパートナーシップを提携し、バイオ3Dプリンタを用いた再生医療の事業化を加速させ、2022年に東証グロース市場に上場。産学官連携により多面的に日本発製品のグローバル展開を図り、新しい市場・産業の創出に取り組む。

 

生方 祥子 株式会社elleThermo 代表取締役

ellethermo.com/

東京科学大学准教授。東京大学博士(工学)(2000年、半年早期修了)。半導体増感型熱利用発電の発明者。非平衡物理、電気化学、界面化学、無機材料分野で国際学会招待講演実績多数。JST事業を通じて大学発技術の社会実装を推進。アウトリーチ活動として始めたブログが新書『科学者たちの奇妙な日常』(日本経済新聞出版、2008年)に。一児の母として社会課題にも関心を持ち、内閣府グリーンイノベーション戦略協議会などを歴任。

 

荻野 みどり 株式会社ブラウンシュガー1ST 代表取締役

brownsugar1st.com/

2011年「わが子に食べさせたいか?」を理念に創業。日本のオーガニック&プラントベース市場をけん引し全国3,000店に展開。ココナッツ由来の新バター“Better than Butter”を軸に、世界バター市場5%獲得を狙う。NY支社設立し 2029年のIPOを目指している。

 

川又 尋美 株式会社Mecara 代表取締役 CEO

mecara.llc/

AI技術を駆使した電子瞳孔計「Mecara」を開発し、わずか7秒で自律神経の状態を可視化。未病やストレスの兆候を早期に把握し、健康寿命の延伸に貢献する。「人が“今”を生きられるように」を掲げ、見えない不調を見える化し、「自分の状態が正しく理解されている」という安心のある社会を目指している。

 

山口 葉子 株式会社ナノエッグ 代表取締役

nanoegg.co.jp

聖マリアンナ医科大学発バイオベンチャーとして2006年に創業。独自のDDS(ドラッグデリバリーシステム)技術を元に商品開発を行い、美容医療業界に展開、自前でコストセンターである創薬研究も行う。娘の重度アトピーの原因探索研究から、多くの疾患につながる「分子スイッチ」を発見、ONする低分子類を導出。あらゆる疾患を根治する無病世界を目指す。

 

吉井 幸恵 リンクメッド株式会社 代表取締役社長

linqmed.co.jp/

がん診断と治療を同時に行うことができる唯一の放射性同位体64Cuを用いた「革新的な『見える』がん治療」 をいち早く社会に届けるために放射性医薬品の研究開発を行っている。現在は難治性がんである脳腫瘍 や膵(すい)がん の臨床試験を実施し新薬承認を目指しながら、薬を安定して供給するために量産化が難しい64Cuを製造する自社工場を新設し稼働中。並行して「見える」がん治療を世界の患者さんに届けるように事業活動を展開している。

 

*¹ EY Entrepreneurial Winning Women(EWW)

EWWは、女性経営者を、主に経営管理の側面からサポートする組織です。EWWでは、アワード(EY Winning Women)の授与、EYグローバルネットワークの提供、企業経営に必要な情報提供や人脈作りのための交流会の開催、ラウンドテーブルの実施、メールマガジンやウェブサイトを通じた情報提供を行っています。

 

*² EY Ripples

EY Ripplesは、EYのグローバルCorporate Responsibility(CR)プログラムです。世界の人々の生活をより良いものにするため、EYのプロフェッショナルが持つ知識、スキル、経験を活用しさまざまな社会貢献活動を行っています。全てのEY Ripples活動は、国連で採択された「持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals:SDGs)」の達成に貢献することを目指しています。

 

[EYについて]

EYは、クライアント、EYのメンバー、社会、そして地球のために新たな価値を創出するとともに、資本市場における信頼を確立していくことで、より良い社会の構築を目指しています。  データ、AI、および先進テクノロジーの活用により、EYのチームはクライアントが確信を持って未来を形づくるための支援を行い、現在、そして未来における喫緊の課題への解決策を導き出します。  EYのチームの活動領域は、アシュアランス、コンサルティング、税務、ストラテジー、トランザクションの全領域にわたります。蓄積した業界の知見やグローバルに連携したさまざまな分野にわたるネットワーク、多様なエコシステムパートナーに支えられ、150以上の国と地域でサービスを提供しています。 

 

All in to shape the future with confidence.  

 

EYとは、アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドのグローバルネットワークであり、単体、もしくは複数のメンバーファームを指し、各メンバーファームは法的に独立した組織です。アーンスト・アンド・ヤング・グローバル・リミテッドは、英国の保証有限責任会社であり、顧客サービスは提供していません。EYによる個人情報の取得・利用の方法や、データ保護に関する法令により個人情報の主体が有する権利については、ey.com/privacyをご確認ください。EYのメンバーファームは、現地の法令により禁止されている場合、法務サービスを提供することはありません。EYについて詳しくは、ey.comをご覧ください。