大晦日を迎えて2014年も暮れる。この1年に取り上げた自動車関連のさまざまな出来事を振り返ると「当てが外れた」ニュースが多かったようにも思える。
日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティの『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)をベースにした高性能コンセプトカー、『Q50オールージュ』。同車の市販化計画が、中止されたのと情報がもたらされた。
「二輪車増税1年先送り」とか「エコカー減税2年延長」というきょうの各紙の見出しをみて、どこまで購買意欲がわいてくるのだろうか。そんな疑問を抱く自民、公明両党がまとめた来年度の「税制改正大綱」の最終案である。
年末年始の長期休暇を利用して海外へ出掛ける人も少なくないが、そんな旅行者の足がすくむような惨事が外国の空と海で起こった。
ホンダの最上級セダンである『レジェンド』にまた、新たな伝説が加わった。新型レジェンドは11月10日の発表会直前に発売日を「2015年1月22日に延期する」としていたのが、それをさらに1か月延期して、新たな発売予定日は「2015年2月20日」と再延期するという。
巻頭では、12月12日にフルモデルチェンジを果たしたダイハツ『ムーヴ』を紹介。販売店への調査によると、すぐに注文すれば、2015年2月までに納車可能だという。
2014年中「カーセンサーnet」での関心が最も高かったモデルはマツダ『CX-5』となった(巻頭特集)。記事では、流通量が多くはないが、その希少性と「ディーゼル」という話題性がユーザーの関心を集めたと分析している。
欠陥エアバッグ問題で大揺れの自動車部品大手のタカタのステファン・ストッカー社長が突然退任し、代表権のない取締役に降格したという。創業家の高田重久・代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)が社長を兼務する。
米国の『ワーズオートワールド』誌は12月10日、「10ベストエンジン2015」のひとつに、BMW『i3』のEVパワートレインを選出すると発表した。
米国の景気回復が株式市場でも鮮明になった。12月23日のダウ工業株30種が初めて1万8000ドル台に乗せて終了、過去最高値を更新したという。
軽自動車のユーザーが毎年納める「軽自動車税」で、一定の燃費基準を満たした場合、税負担を軽減する「エコカー減税」を2015年度から導入するという。政府・与党は今月30日にも決定する来年度税制改正大綱に盛り込む方針だそうだ。
BMWグループのMINIは12月17日、新型MINI『ハッチバック』に搭載される1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンが、『ワーズオートワールド』誌が主催する「10ベストエンジン2015」に選ばれた、と発表した。
トヨタ自動車の人気ハイブリッド車、『プリウス』。同車の次期型に関して、発売が当初の計画よりも遅れる可能性を、海外のメディアが伝えている。
「日本のクルマは美しくない」から始まる本書。徳大寺氏は日本の自動車社会は「自動車の美」をわかっていないと語る。しかしその問題の根幹はメーカーだけではなく、実はユーザーにあると指摘する。
アイプレスジャパンは、自動車専門の電子書店「ぽらりすeBooks~クルマ仲間 名作ガレージ」を、12月19日より電子書籍ストアであるコンテン堂モール内に開設した。