宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、オーロラ・シミオネスク研究員が率いる研究チームが、X線天文衛星「すざく」による、おとめ座銀河団広域観測で、銀河団の内側から外縁部にわたって元素組成が一定で、太陽系周辺の組成とほぼ同じであることを解明したと発表した。
国立天文台、東京工業大学、イェール大学を中心とするグループが、岡山天体物理観測所の188cm望遠鏡とハワイのすばる望遠鏡、ケック望遠鏡を用いた観測でHD1605、HD1666、HD67087という金属量過剰を示す3つの太陽型星周りに合計で5つの系外惑星を発見した。
国立天文台は、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)のジョン・シルバーマン特任助教らの研究グループが遠方銀河の活発な星形成を観測したと発表した。
米航空宇宙局(NASA)は10月16日、土星探査機「カッシーニ」が土星の衛星のエンケラドスにフライバイ(接近・通過)を行い、画像とその他データの受信が始まったと発表した。
米航空宇宙局(NASA)は9月28日、火星周回軌道上を飛行する探査機「マーズ・リコネイサンス・オービタ」搭載カメラの分光観測などによって、現在の火星の地表に断続的に液体の水が流れている証拠を確認したと発表した。
国立天文台の鳥海森特任助教を中心とする国際研究チームは、黒点形成時に発生する爆発・ジェット現象の仕組みを解明したと発表した。