7月の水害により鉄道路線の一部運休が続いている中国地方で、運休区間が拡大した。8月24・25日に発生した大雨の影響で、山陰本線江津(島根県江津市)~浜田(浜田市)間19.0kmと三江線江津~三次(広島県三次市)間108.1kmが運休。現在は代行輸送が行われている。
7月に発生した特急『北斗14号』『スーパーおおぞら3号』の出火事故を受けて特急列車などの減便ダイヤを実施しているJR北海道は8月28日、引き続き10月31日まで減便ダイヤを実施すると発表した。9月30日までの減便ダイヤが既に発表されているが、さらに1カ月延長する。
東京大学生産技術研究所と神戸製鋼所、西武鉄道の3者は8月27日、「戸袋移動型ホーム柵」と呼ばれる新しいタイプのホームドアについて、31日から西武新宿線の新所沢駅で実証実験を実施すると発表した。
西日本鉄道(西鉄)は8月26日、タブレット端末を使った案内サービスを同社の鉄道駅に導入すると発表した。9月1日から天神大牟田線の福岡(天神)駅と柳川駅、太宰府線の太宰府駅で開始する。
東京地下鉄(東京メトロ)は8月23日、東西線大手町駅西改札前の空間を8月30日から拡幅すると発表した。隣接する超高層ビル「大手町タワー」にも接続し、利用者の通行や乗り換えの改善を図る。
大阪市交通局は8月27日、地震により列車が脱線した場合でも線路から大きく外れることを防ぐ「逸脱防止ガード」を、地下鉄御堂筋線と中央線の高架区間に設置すると発表した。地震時の対策としてのガード設置は、新幹線以外では関西初という。
JR四国とJR西日本は8月26日、JR四国が2014年春以降に発売するICOCAカードのデザインが決定したと発表した。JR四国内のICOCA利用可能駅も大幅に増える。
世界に衝撃を与えたスペインの高速列車脱線事故から1カ月。運転士によるスピードオーバーが大きな要因とみられているが、なぜ自動減速できるシステムが現場になかったのか、過去に起きた事故の教訓は生かされなかったのか…。安全対策の不備と今後の対応が焦点となっている。
JR東海は8月22日、武豊線の電化工事(2015年完成予定)に合わせて導入の準備を進めている「集中旅客サービスシステム」について、10月1日の始発列車から使用を開始すると発表した。
東京地下鉄(東京メトロ)は8月21日、東西線の西葛西、葛西、原木中山の3駅に太陽光発電システムを新たに導入すると発表した。同社の長期環境戦略「みんなでECO.」の一環。26日から西葛西駅、27日から葛西駅と原木中山駅の発電システムが稼働する。
JR東海と鉄道総合技術研究所、鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)は8月20日、山梨リニア実験線での本格的な走行試験を29日から再開すると発表した。
英国の鉄道インフラを保有・管理するネットワーク・レールはこのほど、英運輸省や鉄道会社、車両メーカーなどと共同で、非電化区間で走行可能なバッテリー搭載電車の試作を開始したと発表した。非電化路線をまたぐ直通運転での導入に向け、実用化の可能性を探る。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセスは19日、東急東横線「東白楽駅~横浜駅」駅間のトンネル内において、携帯電話サービスの提供を開始することを発表した。20日始発よりサービス提供を開始する。
8月9日の大雨の影響で鹿角花輪~大館間37.2kmの運転を見合わせている花輪線について、JR東日本盛岡支社は同線の被害状況を8月16日に発表した。
7・8月の大雨の影響で運転を見合わせているJR線は、8月16日10時時点でJR東日本の花輪線鹿角花輪~大館間37.2km、JR西日本の山口線地福~益田間50.0km、山陰本線益田~奈古間45.7kmの3線3区間となっている。