FCAジャパンは、ジープ『ラングラー』をベースにさらに荷台をあしらったピックアップ、「グラディエーター」の導入を開始した。なぜ5,600mmもの全長を誇るフルサイズピックアップをなぜ販売するのか。担当者に話を聞いた。
キャンピングトレーラーあるいはトラベルトレーラーは、キャンピングに必要な設備を備えたトレーラーだ。移動する時は他の自動車にけん引してもらう。「キャンピングカー」というとこのタイプを思い浮かべる人も多いだろう。
キャンピングカーの「フルコン」とは、フルコンバージョンの略。キャビン全てを架装メーカーがオリジナルで作り、量産車のエンジン・駆動系・フレームで成り立ったシャシーをベースに仕上げるキャンピングカーで、キャンピングカーの中でも高級車の部類になる。
ピックアップトラックの荷台にキャビンを積載するキャンパーの総称がピックアップキャビンだ。
キャンピングカーのタイプで「キャブコン」というのはキャブコンバージョンの略。キャブ(運転室)付きシャシーに、メーカーが居住キャビンを架装したものになる。
バン改造、バンコンバージョンの略が「バンコン」。バン、ミニバン、ワゴンなどのワンボックスカーをベースに架装メーカーが改造したキャンピングカーで、市場でも存在感のあるカテゴリーだ。
FCAジャパンは、ジープ初のピックアップトラック『グラディエーター』(Jeep Gradiator)を、2021年冬に日本市場に導入、「ジャパンキャンピングカーショー2022」で展示した。FCAジャパンによると受注は好調だという。
日産自動車は「ジャパンキャンピングカーショー2022」(2月10~13日、幕張メッセ)に、昨2021年にマイナーチェンジした『キャラバン』をベースとした「キャラバン MYROOM CONCEPT」と、「キャラバン・マルチベッド」を出展した。