“T3”はボルボの新パワートレーン戦略“DRIVE-E”のガソリンエンジンのうち、ボトムレンジを担うシリーズ。呼称は“3”だが搭載エンジンは4気筒の1.5リットルターボ(152ps/25.5kgm)。これに6速ATが組み合わせられる。
主力5モデルに一挙投入! インパクト絶大のデビューを飾ったディーゼルモデルの「D4」だが、その実力、存在感は、安全性能と並び、今後のボルボの“柱”のひとつになり得るポテンシャルを感じさせてくれた。
『TTS』に続いて『TTロードスター』に乗った。いうまでもなくオープンボディの『TT』で、コクピットは2シーターとなる。スタイリングも、クーペのテールゲート付きファストバックから、バランスのいいサイズと形状の電動ソフトトップを備える、ノッチバックになる。
アウディ『TT』の新型が日本に上陸した。1998年登場の初代、2006年の2代目に続く3代目TTだが、2+2座クーペまたは2座ロードスターボディのフロントに4気筒エンジンを横置きしたFWD=前輪駆動もしくは4WD=4輪駆動、という基本は初代から変わらない。
1.6リットルエコブーストエンジンのみを搭載していたフォード『クーガ』だが、このエンジンの代わりに、2リットルエコブーストと、1.5リットルエコブーストの2種類が追加された。
8月、新世代ターボディーゼル「D4」を搭載したボルボのミドルクラスステーションワゴン『V60 D4 R-DESIGN』で東京~鹿児島間を概ね市街地および郊外道7割、高速2割、山岳路1割という比率で3500kmドライブした。
確か“モカシン”と呼んだ、野球のグローブを模したステッチ入りの革シートや磨いたアルミのロールバー。初代ロードスターは、クーペ以上に何もかも凝っていた。それが2代目を経て今回の新型に。もちろんクーペ同様にその世界観は踏襲されている。
いつもながら『クーガ』のスタイリングは精悍で躍動的。程よく力強く、程よくアーバンなルックスが良い。そしてインテリアもハイセンス。見やすくてしかもスポーティなメーター類は針に明るいブルーを使うなどモダーンだ。
ジープのラインアップのなかでもっともコンパクトなモデルとして登場した『レネゲード』。その4WDモデルに与えられたグレード名が「トレイルホーク」だ。
その昔、ボルトオンターボとかロムチューンなど、後付けのエンジンチューニングが盛んに行われた時代があった。勿論今も存在するが、ついにメーカーがそれをやりだした。ボルボの「ポールスター・パフォーマンス・パッケージ」がそれだ。
実際にステアリングを握るまで、実は「こんな代り映えのしないフルチェンジでいいのか!?」と思っていた。が、いざ走らせてみると、納得させられた。世界観を変えないことこそ、『TT』のコンセプトだ…と肌で感じさせられたからだ。
1975年に初代が誕生してから40年になるBMW『3シリーズ』は現在6代目になっている。2012年に「F30」になって3年半が経ち、今回ライト類のフルLED化と新エンジン搭載を中心としたマイナーチェンジを施した。
2013年に現行モデルが誕生したフォード『クーガ』にマイナーチェンジが実施された。
ドイツでもない、日本でもない、第3のディーゼル…というTVCMが、かなりインパクトをよんでいるボルボのディーゼル。5車種も一気に出して来たので、同じエンジンだが順番に乗っている。今回は『V60』だ。
試乗車は上級グレードの「ポートフォリオ」。「S」もそうだが、ぱっと見てのスタンダード仕様との差異は、18インチタイヤや、ツインエグゾーストパイプ程度。これみよがしではない奥ゆかしさに、まず好感を抱いた。