「パサート」の名を外し、新たな上級車に再定義されたという。
『ニュービートル』改め3代目モデルの『ザ・ビートル』が登場した。ニュービートルがデザイン優先のクルマだったのに対し、ザ・ビートルはデザインだけでなくフォルクスワーゲンらしい合理的なパッケージングを持つ。
サンドイッチ構造を止め床がグンと低くなったため、高い所で足を前に投げ出して座らされていたあの理不尽な姿勢から解放されたのは朗報。
シトロエン『DS3 Shic』に設定された「Ultra Prestige」。個性派DSラインの末っ子にして、実に活きのいい走りが魅力のモデルだ。
『Aクラス』のAは、“Attack”のA。プレゼンテーションで語られたその言葉どおり、メルセデス・ベンツの新型Aクラスは攻めの姿勢で大変身を遂げた。
アウディジャパンは『Q7』『Q5』に続く第三のSUVモデルとして『Q3』を投入した。Q5などが成功を収めたのと同様、コンパクトSUVのクラスで存在感を示すモデルになりそうだ。
多くの人はフランス車に対して、ゆったりした乗り心地のつまらないクルマ…というイメージを持っている。フランスという国の持つ、いやパリのイメージがクルマのイメージにリンクしてしまっているのだろう。
原点回帰の“作風”で一新された今度の『ザ・ビートル』に乗り最初に感じたのは「フツーのクルマになった」ということ。
意外なことに、VW『パサート』でこうした“万能型ワゴン”が設定されるのは初。けれど決して肩のチカラが入った感じはなく、ベース車(現行B7型『パサート・ヴァリアント』)に対しネガがない点も感心させられた。
“ジキル博士とハイド氏”という物語がある。その内容から二重人格を表すフレーズとしても使われているが、まさに、ベントレー『コンチネンタルGTC』はジキル博士とハイド氏の言葉通り大きく乖離した2つの性格を持ち合わせていた。