「まさか」の英国の欧州連合(EU)離脱が決まり、週末はそのショックを伝える特集記事が目白押し。急激な円高、株安が日本経済の足かせとなることは言うまでもなく、
円の先高観が一段と強まっているようだ。日米の中央銀行が金融政策の現状維持を決めたことを受け、円相場が一時、1ドル=103円56銭と前日から一気に3円近くも急騰した。
英国の欧州連合(EU)離脱への懸念が世界の金融市場を揺らして、外国為替市場では「安全資産」の円が買われ、約1カ月ぶりに一時1ドル=105円台後半の円高ドル安水準となった。週明けの東京株式市場でも日経平均株価が大幅に下落し、約2カ月ぶりの安値となった。
米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズが発表した新型EV、『モデル3』。同車に搭載するバッテリー(二次電池)供給元を巡って、株式市場が敏感に反応している。