三菱自動車とドイツ・フォルクスワーゲン(VW)は、三菱の欧州向け乗用車に搭載するディーゼルエンジンの供給に関する長期契約を締結したと発表した。VWがダイムラークライスラーとエンジン分野に関して包括契約したため。VWは三菱とクライスラーに年間12万台のディーゼルエンジンを供給する。
トヨタ自動車は、ヨーロッパでの自動車販売に関し、年間販売台数80万台の目標は、2003年中に達成が可能であるとの見通しを発表した。これは、予定よりも2年前倒しての目標達成となる。
三菱自動車は、ディーゼルエンジンの開発から撤退することが明らかになった。今後、ディーゼルエンジンについてはフォルクスワーゲン(VW)やダイムラークライスラーから調達する。9日、三菱自動車とVWが提携したことに伴う。
三菱自動車工業は10日、フォルクスワーゲン(VW)から欧州市場向け乗用車に搭載するディーゼルエンジンを長期調達する契約をドイツで締結したと発表した。「EURO4」の排ガス基準に適合した最新の直噴式4気筒2リットルエンジンで、三菱は2005年から『グランディス』に搭載して欧州市場で売り出す。
日本自動車販売協会連合会が10日発表した、8月の中古車登録台数は、前の年の同じ月にくらべ6%減の37万7056台となり、2カ月連続のマイナスになった。普通乗用車が9カ月ぶりに、小型乗用車が2カ月連続のマイナスになった。
チューリッヒ保険は、自動車保険サービスの拡充を発表した。マイカー保障特約の補償範囲を自然災害にまで拡大するとともに、指定優良修理工場における修理に関する特約を新たに導入した。
栃木県のブリヂストンの工場火災はアメリカの業界ニュースでも大きく取り上げられた。新日本製鐵での爆発事故とも絡み、日本のメーカーが材料不足に陥るのでは、という懸念がほとんどだが、「ブリヂストン火災でグッドイヤーが救われる」というニュースもあった。
国土交通省の調査によると、全国のバス事業者(乗合259社、公営企業も含む)の収支は改善傾向にある。収入は前年度比で3.3%減ったものの、人件費の圧縮や経費削減などが奏功して支出が4.3%減ったため。
オートトレーディングルフトジャパンは最近のトラ人気に注目し、ロータス『エリーゼ』のトラ仕様を発注。試乗車、もしくは営業車として大阪・兵庫の街を走り回り、視線を独り占めする予定だ。
トヨタ自動車系の車体メーカー、関東自動車工業は『ファンカーゴ』をベースにした車いす移動車の累計生産台数が3000台に達した、と発表した。軽を除くスロープ付き車の生産台数では、国内最多という。